最近ミサイル防衛ちゅう言葉をよくきくが、そんなことに金を使わないで!!と思うのは私以外にも多いはず。どうせ軍事に金を使うなら、最新の攻撃機を多数導入した方がよっぽど現実的と思われる。
湾岸戦争でたまたまパトリオットが見事にミサイルを迎撃した映像が世界に宣伝された。当初アメリカの発表では迎撃率ほぼ100%としてニュースを飛び交ったが、その後戦場での運用にあっては実際のところ迎撃率は0~40%ほどだそうだ。米議会の検査院は9%以下と発表。つまり当たらないのだ。
通常ミサイルでもその程度の迎撃率なのに、大気圏外を通ってマッハ10や20で飛来するおとり付き弾道ミサイルをどうやって打ち落とすのかなぁと、素人的に思うわけで。
なんというか、
アリの群れに向かって撃ったピストルの弾をアリがピストルの弾で迎撃するようなものっぽく感じる。
現実だが現実離れしたまさにマトリックスの世界のようだ。マトリックス的世界ならばミサイルを迎撃しようとするのではなく、ミサイルの軌道上の空間を曲げて、亜空間もしくは発射基地へ返してやればいい。
過去の例としては、バンパイヤーハンターDがある。Dが貴族ではなく、ある辺境のミュータントと対決したとき、そのミュータントに深く鋭く突き刺したはずのDの長剣が、逆にDの背中から血しぶきとともに突き出た衝撃シーンがあった。
そのミュータントは空間をねじまげる能力をもち、自分の体に深く刺さる前にかろうじて空間をDの中に返し、致命傷をさけることができたのだ。(最終的にはもちろんDが勝つんだけどね)
他の例としては、
『火の七日間』で言い伝えられる7日間で世界を滅ぼした巨神兵。巨神兵は光を放つ骨の翼「光輪」を帯び、空間をねじ曲げ、空を飛んだといわれている。
あれれ、やっぱり途中からフィクションになっちゃった。