感覚神経と運動神経

交通事故で四肢麻痺になってしまったわたしですが
日々リハビリで回復することを目指して5年

【五年間の変化は？】

■事故後３ヶ月ごろ

・人工呼吸器のおせわになっていました
・一時間に何度も吸タンされていました
・ベッドは30度位までしか起こせませんでした
・体は首から上しかわかりません
・首から下は熱湯につけてあるのか氷水につけてあるのか時おり宙に浮いてたり理解できない体でした
・まだまだ薬漬け

■事故後６ヶ月頃

・人工呼吸器はずせましたがカニューレはそのままなのでまだ話せません
・ようやく座位の練習して車イスに移乗できるように
・肩の上の方は多少動かせるようですが感覚なかったので肩自体は完全脱臼してました
・体全体に200キロほどの重りをつけられたような重さを感じるように
・吸タンはまだまだ頻繁でした

■事故後１年頃

・カニューレはずせて首に穴が開いた状態に
・起立台に連続一時間たっていられるようになりました（2回だけ）
・電動車イスの許可をもらい製作に
・電動車イスの肘掛けを持ち上げて肩の位置を自然な位置に
・感覚は変わらないが言葉を話せるようになり携帯メールも使えるように
・タンは１日数回に減ってきます・・時おり苦しいタンがあったりしました
・タンは肺活量を鍛えると減るようです（深呼吸の練習が良いですね）


■事故後２年後

・徐々に話せるようになってきたのは肺活量が増えてきたから？
・ワーカーにお腹を押してタンを出す回数が徐々に減ります
・肩回りがしっかりしてきましたがまだ多少脱臼ぎみ
・肩回りの感覚は戻りつつあり、介護されるとき介護士の胸の感触がわかるようになる♪
・大きな声は出せませんがほぼ会話は普通にできるようになりました
・ほぼ薬は飲まなくなります


■事故後3年後

・感覚は広がるが本当に少しずつです
・タンは１日数回お腹を押し てもらいますが、死にそうになることはなくなりました
・病院でのリハビリでプラットホームでの座位の練習が始まる
（体感のない脊髄損傷者には本当はできないのではないかと思います）
・体にかかる重みは80キロ程度で随分人間らしくなる
・これまでもこれからも熟睡はできません常に体がきついです


■事故後4年後

・タンはほとんど自分で出せるようになります、週に何度かお腹を押して出すとスッキリ
・ワーカー呼ぶ頭で押すブザーを使わなくなりました、ほとんど必要ないから
・感覚神経は随分広がりましたが動きません、運動神経は別だということらしい
・電動車イスの背もたれから離れる座位の練習で随分背筋が伸びてきました
・座位は安定してきました
・脱臼はほぼ治ったかも




yozame

不思議な介護方法其の2

わたしは脊髄損傷で四肢麻痺です
自分で出来れば何も文句は言いませんが

■私の部屋の出口に背中を向けテレビに向かい
口にスティックくわえたままネットしてます

W（ワーカー）
「さーベッドに移りましょうか？」
言うか言わないうちにわたしの後ろから右手が延びてきてわたしのスマートフォンをはずそうとします

y「・・・・・・・・」
（口にスティック加えてるからしゃべられません）

W右手はフォンを今にもはずそうとしつつ「・・・・・・・・・・・」

y「・・・・・・・・」
（うち終わってないメールを保存しつつ）


（なんでもええけど！その手邪魔なんじゃい！この○▼っ◇レめが～）！


■私の部屋の時計は5分ほど早く進んでいます


わたしは何時もギリギリまでネットしてるかメールしてます
最近はテレビも流れてるだけ？

私の部屋の時計でベッドに戻るスケジュール５分前に（10分も残ってる）

W「さ～そろそろいいですか？」

y「まだまだ時間があるんですが？」
（車イス座ってる時間は貴重なんだよ！）

W「私らにも予定があるんですが？」
（この予定表を作ったのはあんたらでしょうが？）

y「あなた方のことは知りませんが！あなた方が決めたスケジュール表がそこにはってありますが・・・なにか？」
（自分等で作ったスケジュールを自分等の都合で好き勝手するんじゃね～）


■個人的にリハビリしてくれる女性の先生が部屋にきてリハビリしてるときに

いきなりワーカーが部屋に入ってきて

W「明日のお風呂の準備しておきますね～」・・ズカズカ入ってくるワーカー


y「・・・・・・」

リハビリの先生 (・・;)


わたしのオムツやら尿パッドと一緒に
下着にトレパン上着まとめて袋に詰め込む
ワーカー

（こいつら麻痺してるのか・・ほんまのバカなのか？ デリカシー何てないよな～！）



KY施設ではできるだけ

【聞こえない・見えない・言わない・感じない】


それにしても
ばばぁ～ってのは困ったもんだ！




yozame

国立N病院で準備

わたしは交通事故で脊髄損傷になり現在四肢麻痺ですが
裁判で自宅に住む権利を勝ちとれるのを待ってる今日この頃です

勿論勝ち取る予定で準備は進めていまして
土地の購入は生命保険で完済
土地造成もほぼ完了しています

現在設計図が仕上がっていて
それを工務店に見積もりに出しているところです


ただ
着工には裁判の判決待ち状態ですが
昨年の８月に裁判官の和解案がでたのですがのち３回保険屋が和解案をのまず
12月まで引っ張られ裁判続行で今日に至っております


とにかく
次回は判決なので
高裁までもつれ込まないことを祈りつつ
自宅着工にGOサインを出せるようになることを心待してます


現在お世話になってるKY施設より自宅予定地まで100キロ
国立N病院からなら4キロ
自宅なら2キロ以下

完成近づいたら
N病院でショート扱いで準備期間を持たせてくれることを
望んでみたりしてますが
福祉課の担当の人も同じ考えでいてくれています


重要なのは
市から派遣されるヘルパーさんと
自分で雇う介護士さん

とくに
介護士さんは現在２交代を考えており
最低3にん確保したいし
他に二人確保したいと考えていますが

実際募集したらどの様な形になるか
いろんなことに対応できるように準備しておきたいですね


家の完成でもいろんな物を購入しないといけないと思います
介護用品は勿論
電気製品から食器に家財道具

考えてたら
四肢麻痺でなかったらもっとじっくり検討できるのに思ったりしましたが
知り合いに任せると
センス良く選んでくれるかもなどと計画中です

KY施設は9月一杯までの契約ですので
10月にはN病院にいるかもしれませんね♪


yozame