今年も地元の川に「稚鮎」の放流をする時期がやってきました。
鮎の放流は2回行います。
1回目は琵琶湖産の鮎ですが、「冷水病」という伝染病(魚の体が傷ついて死に至る)防止のため、
徳島で採卵・孵化したものを放流しました。
ご存知ない方も居られると思いますので書きますが、
自然界では「鮎の寿命は一年」です。(例外あり。)
小さい川で予算も少ないため、活動はボランティアに近いものがあります。(笑)
殆ど組合役員が放流作業を行いますが、
川に放流していることを知った釣り好きな方や、経験してみたいと思う方の参加もあります。
実は十数年前、鮎・アマゴ釣りが好きで四国(香川を除く)の各地に出かけていました。
鮎の解禁日の前日は河原でテントを張って寝ていたほどでしたから・・・・。(爆)
私がそんなことをしているのを知っていた、ある「年配の釣り友達」から、
地元の川の漁協に協力して欲しいとの誘いがありました。
組合員に空きが出来たそうで、是非入って欲しいとのこと。
釣るだけでなく放流にも興味が有りましたので、即OK致しました。
ところが、その後直ぐに役員になって欲しいとのことでしたが、
入って放流経験も全く無いし、ましてや若輩ものなので断り続けました。
ある日、「役員全員賛成している」と友人が私に伝えてきました。
それで腹をくくり、役員にさせてもらいましたが、
内部に入ると高齢化も有り、現場で作業するのにも大変な様子でした。
好きなことですので、一生懸命、放流作業を行いました。
そんな訳で役員の方々が心を開いてくれて居場所が出来ました。(笑)
役員の皆さんが、地元の川・魚を愛する気持ちが分かり、
おまけに、行った事の無かった「源流部」にまで足を踏み入れることが出来ました。
初めてアマゴを放流をするために源流域に行った時に、ある方から、
「この下の川に放流して来い」と・・・・・・。
100m位の急勾配の地形で、しかも道がついていません。
でも降りかけて直ぐ、私を使って、そこに放流させようとした言葉の意味が分かりました。
見たことも無いほどの「シャクナゲ」の大木が何本もあり、
幹の直径は20~30センチ、しかも花が満開に咲いておりました。
地元にもこんな群生が有るのも知りませんでした。
当然奥山の林道ですから舗装などしておりませんし、
道からでは全然見えません。
山仕事をしている方以外、知っている人も殆どいないようです。
ひょんなことから入れさせて貰った漁協ですが、
自然の厳しさ・素晴しさを「自然・人」から教わっています。
鮎の放流は2回行います。
1回目は琵琶湖産の鮎ですが、「冷水病」という伝染病(魚の体が傷ついて死に至る)防止のため、
徳島で採卵・孵化したものを放流しました。
ご存知ない方も居られると思いますので書きますが、
自然界では「鮎の寿命は一年」です。(例外あり。)
小さい川で予算も少ないため、活動はボランティアに近いものがあります。(笑)
殆ど組合役員が放流作業を行いますが、
川に放流していることを知った釣り好きな方や、経験してみたいと思う方の参加もあります。
実は十数年前、鮎・アマゴ釣りが好きで四国(香川を除く)の各地に出かけていました。
鮎の解禁日の前日は河原でテントを張って寝ていたほどでしたから・・・・。(爆)
私がそんなことをしているのを知っていた、ある「年配の釣り友達」から、
地元の川の漁協に協力して欲しいとの誘いがありました。
組合員に空きが出来たそうで、是非入って欲しいとのこと。
釣るだけでなく放流にも興味が有りましたので、即OK致しました。
ところが、その後直ぐに役員になって欲しいとのことでしたが、
入って放流経験も全く無いし、ましてや若輩ものなので断り続けました。
ある日、「役員全員賛成している」と友人が私に伝えてきました。
それで腹をくくり、役員にさせてもらいましたが、
内部に入ると高齢化も有り、現場で作業するのにも大変な様子でした。
好きなことですので、一生懸命、放流作業を行いました。
そんな訳で役員の方々が心を開いてくれて居場所が出来ました。(笑)
役員の皆さんが、地元の川・魚を愛する気持ちが分かり、
おまけに、行った事の無かった「源流部」にまで足を踏み入れることが出来ました。
初めてアマゴを放流をするために源流域に行った時に、ある方から、
「この下の川に放流して来い」と・・・・・・。
100m位の急勾配の地形で、しかも道がついていません。
でも降りかけて直ぐ、私を使って、そこに放流させようとした言葉の意味が分かりました。
見たことも無いほどの「シャクナゲ」の大木が何本もあり、
幹の直径は20~30センチ、しかも花が満開に咲いておりました。
地元にもこんな群生が有るのも知りませんでした。
当然奥山の林道ですから舗装などしておりませんし、
道からでは全然見えません。
山仕事をしている方以外、知っている人も殆どいないようです。
ひょんなことから入れさせて貰った漁協ですが、
自然の厳しさ・素晴しさを「自然・人」から教わっています。
自然はじっとしているようで、日々変化しています。
田舎暮らしのわたしにとって、庭に木々を植てみいてると
自然の偉大さを実感することがあります。
大木も、自然の中でしか、大きくならということを実感します。人間も自然の一部なんでしょうね。
漁協関係者の方たちの努力で釣りバカは楽しませて頂いてます。
川のあちこちに川鵜避け?カカシが立ってます。
鮎情報、有りましたらご一報くださいね。
釣り好きが高じて地元の川に恩返しをすることが出来ました。
他の地域でも同様な事をしていますが、
有名な河川では何とか予算を確保できているようですが、
小さな河川では放流する稚魚の予算を確保するのが精一杯です。(苦笑)
普通の河川では当たり前に出る日当をかなり削ってでも放流魚に回しています。
でも、皆そんな事は全然気にしていません。
生き物なので水温・酸素等に気を使い、真剣そのものです。
真剣さが表に出てきて、時には口論が始まることさえありますよ!!(笑)
若い私に意見を求められることもありましたが、
そんな時は自分の意見をはっきりと言っています。(爆)
次の機会に合うと、何でも無かったようになっています。
殆ど年上の方ばかりですがいいメンバーに会えて嬉しい限りです。
自然を肌に感じるのは素敵なことですね!!
コメント、有り難うございました。
お久しぶりです。
どこの河川でも時期は少し違いますが、放流の時期ですね。
鮎は、たった一年の寿命ですが、凄く早い成長をします。
自然界では、少し大きくなると川の中の「コケ」を食べています。
川の環境によって鮎の味が変わってきます。
生活排水の影響が少ない程美味しい味になりますし、
限度がありますが、比較的水温が低い川ほど成長は遅いのですが、
美味しいような気がします。
地質(岩盤)による水質によっても味が変わるようにも思えます。
微妙な魚ですね!!
最近まで地元にはいなかった「カワウ=川鵜」も見掛ける様になりました。
環境の変化かも知れませんね。
カワウ・シラサギ・アオサギは鮎の天敵ですね。
堰などには釣り糸を張ると鳥が寄ってきません。
鳥が羽を広げた巾で釣り糸の間隔を決めると特に有効です。
鳥も生きるためにエサを捕らなければならないのは分かりますが、
放流をした後には間違いなく鳥の数も増えています。
河口から天然遡上する鮎を見かけると嬉しいものが有ります。
こちらの川は雨が降らない日が続くと川の水がなくなるので、遡上が出来ません。
緊急でいくらかでも捕獲して、上流に再放流することもあります。
そんな時には年配の方も「子供」に戻っていますよ~!!(爆)
コメント、有り難うございました。
と聞いたことがありました。
この記事を読んで詳しい内容を知りました。
こういうことなのか、と初めて知った感じです。
川を綺麗に保つ、守る、というのは大事なことですね。
やまちゃん、がんばってね。
写真がとてもリアルで放流の感じが直に見るものに伝わってくるね。
素晴らしい臨場感あふれる写真だと思う。
やまちゃんの写真からはいつも刺激を受けるよ。
おっしゃる通り、以前も書き込みしました。
覚えて頂いていて感謝です!!
今回は書き込みしているうちに詳しくなってしまいました。(笑)
地元に住んでいる方の中にも色々な方がいます。
実際に活動を知らない人の中には、
漁協は補助金で「宴会」をしているとか・・・。(悲)
そんな事を言う人には「放流」を実際に見に来てもらっています。
まぁ、実際意に見に来てくれる人は納得して帰っていますが・・・。(笑)
そして放流をしてもらいます。
川掃除も行っています。
川掃除をすると市から補助金が出ますので、
その補助金も放流資金の一部となっております。
組合員の中には山の仕事や農業・狩猟・釣りをされている方も結構いますが、
自然の事を長い間見てきていますので、川にも目が向いています。
私も幼い頃から結構山や川に行っていましたが、
年配の方の知識には及びません。
そんな訳で、漁協の役員の中には自然環境の変化には敏感な方が多くいるようです。
いい方々に出会えて幸せを感じます。
私の撮ったもので刺激を受けていただけるなんて、
ありがたいことです。(感謝)
山歩きや釣りで忙しくしておりました。
お読みしてよくわかりました。
四国の川の状況がわかります。
放流事業も、貴兄のようなボランティアのある人たちがいて出来るんですね。
ありがたいことです。今年は鮎の友釣りもやろうと考えています。
やることが多くて困るくらいです。
ますますのご活躍を願って!
頑張ってください(^.^)
たまには、写真も撮ってくださいね。
地元の川は規模が小さいので、こんなやり方になっています。
ダムが出来たり、工業用水の利用等により、水量の減少という結果になり、
天然遡上にも影響が出ています。
昔を知っている方は懐かしがります。
尺ほどの鮎が居たことを懐かしく語ることもあります。
以前、私の提案で、県に申請して「特別捕獲」の許可を貰い、
川の水が切れる前に天然遡上している鮎を捕獲して、上流に再放流しました。
それまでは、鮎の大きさは26センチ程度だったのですが、
その年には「尺鮎」が捕れました。
偶然かも分かりませんが、役員の中には「人工孵化」の鮎でなく、
「天然遡上」だったからだと言い張る人も出てきました。
「実は私もそう思っています。」
水量などの条件はありますが、出来るだけ天然遡上の鮎も上流に再放流したいものです。
『solomon grundy』さん、今年から「鮎の友釣り」を始めるのですね!!
私が経験した海・川釣りの中で、一番素晴しい釣りです!!
繊細かつ大胆で、仕掛けも自分が作り、自分の世界が広がります。
欠点といえば釣り道具にお金が掛かることぐらいです。(爆)
長い竿で、時速80kmで泳ぐ能力のある「鮎」の引きを堪能してくださいね!!
コメント、有り難うございました。
今の時期は放流が二回あります。
二回目は5/8に鮎とアマゴを放流します。
一日がかりの作業になります。
アマゴは源流部まで運び出来るだけ、「こまめ」に放流して行きます。
軽トラにタンクを固定し、時間が掛かるので酸素ボンベで酸素を適量出しながらの作業です。
生き物ですので真剣ですので。
今回もカメラを持って行きます。
帰りにゆっくりと源流の風景を撮ってきます。
写真撮影も忘れていませんから・・・。(笑)
コメント、有り難うございました。