百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

農業の株式会社化

2005-09-14 21:43:09 | 農業
簡単に未来の農業は株式会社化して
効率を追求し、サラリーマンでも雇用
出来るベース作りをし、流通を簡素化
すると国際競争力が出来るとか、日本
国内でしっかり育てられて美味しく安
全なものは輸出も可能で、現にリンゴや
桃は香港で高く売られている等々
他人事として、ご意見を伺うことは多い
けれど、一様に根本のことがわかってお
られない方々が多く、残念。
・農業は自然に影響されると言ういい
 訳をするわけではないが、今日も明日
 も9時~5時迄の勤務というわけには
 いかない。
・アメリカですら、株式会社化されて
 経営されている耕作面積は5~6%でし
 かなく、単純に会社化することが農業
 の生きる道ではない。
・日本の自給率のアップのためには国内
 でとれたものは、先ずは国内で流通す
 るようにしなければならない。国際競
 争力を持つ農畜産物を如何に育てるか
 も大切ではあるが。
今後は何時何時、農畜産物の輸入停止に
陥っても、国民みんなが安心出来る状況
をいかに速やかに構築するかが大切。
そのひとつの手として株式会社化が存在
することは理解するが。