百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

蕎麦づくり

2008-07-10 22:27:13 | 季節
今年は蕎麦づくりにチャレンジします!!
蕎麦は、やせた土地でも栽培できるので、やせた土地でのチャレンジとなります。
乾きやすい土地に有機肥料を少し入れ、8月の上旬に播種して、20日後に土寄せ、白い花が咲き乱れ、ミツバチ達が飛び交うと、10月の中頃には蕎麦の収穫が可能となります。出来れば天日干しで、石臼で挽きたいところですが、どこまでこだわって出来るか、今からワクワクします!!!

無農薬栽培という表示

2008-07-10 02:01:24 | 農業
実は現在は、いくら無農薬で栽培しても・・・無農薬栽培という表示をして販売することはできません。
「有機栽培(オーガニック)」については平成11年度よりJAS法の認証制度の認定を受けたものでないと表示できなくなり、「無農薬栽培」等の表現については、平成16年から農水省のガイドラインにより、すべて「特別栽培」と統一して表示されることになっています。
「折角農薬を一切使わずに育てたのに、何故“無農薬栽培”と表示できないの?」といわれても・播種、定植前の土壌消毒、・種子の消毒等を問わず栽培過程だけを捉えて“無農薬栽培”という表示が可能であったり水耕栽培の基準がなかった以前に較べ、出来るだけ厳密にしたいという農水省の思いであり、同時に「減農薬」「低農薬」「減化学肥料」等の消費者にとってわかりづらい表示の一掃をはかった経緯によるもので、栽培者も、完全な無農薬栽培?!(厳密はなかなか厳しい)に対して更なる工夫が必要で、国もJASに頼らない基準が必要、消費者もどういう手法で育てられたのか少し学ぶ必要がありそうです。