今日は京都で開催された『第九回南方熊楠ゼミナール』へ参加した。
熊楠は、民俗学や比較文化論で近代日本の先駆的な存在であっただけでなく、植物学や菌類の研究者として有名で、特にその特徴は、既成の枠にとらわれず、専門性や権威主義にも左右されることなく、森羅万象を捉えようと独創的な学問体系を自らが作り上げた点にある。
明治の初めにアメリカに渡り、『ネイチャー』や『ノーツ・アンド・クエリーズ』に投稿する中で、自らの見識を深め、帰国後も和歌山の田辺から、アメリカやイギリスの学者達と書簡のやり取りをする中で、自らの役割を明確にし、期待に応えたといえる。
熊楠は、民俗学や比較文化論で近代日本の先駆的な存在であっただけでなく、植物学や菌類の研究者として有名で、特にその特徴は、既成の枠にとらわれず、専門性や権威主義にも左右されることなく、森羅万象を捉えようと独創的な学問体系を自らが作り上げた点にある。
明治の初めにアメリカに渡り、『ネイチャー』や『ノーツ・アンド・クエリーズ』に投稿する中で、自らの見識を深め、帰国後も和歌山の田辺から、アメリカやイギリスの学者達と書簡のやり取りをする中で、自らの役割を明確にし、期待に応えたといえる。