朝日新聞

新聞社の公共性とテレビ局の公共性について少し考えてみる（出版社もあるが）ことに。
新聞はその歴史から人に情報を伝える役割期待を担ってきたが、その後通信手段が１ヶ所から同時に多方向へ通信することが可能になり放送の原理が確立されたことでマスメディアは多種多様な形態を持つようになる。
テレビ局は近代社会において、マスメディアとして広く一般大衆に受け入れられた。その課金方法には特徴があり、広告収入のみにたよる民放、受信料を集金する公共放送、両方を受け取る局等からなる。最近注目されるウェブサイトは、設立コストが安価なため広がりやすく既存のメディアに劣らない影響力をもつが、その情報の信頼性には少し不安が残る。やはり、情報収集には一定以上のコストがかかるということになる。
企業としての活動を維持するうえで新聞社もテレビ局も多額の広告料を受け取ることから、その中立性や透明性が担保できないという点では凋落はやむをえず、私たちは既存のメディアのあり方、コスト負担について今一度考え直さなければならない時代を迎えつつある。