近江牛や松坂牛の子牛はほとんどが但馬の生まれであり、神戸牛 宮崎牛 前沢牛 飛騨牛 佐賀牛 鹿児島牛 など日本の和牛の85%以上が但馬牛の系統になっているのが現状の中で、今回のこの企画は自前で繁殖させ肥育していこうとするプログラムの推進となるわけだが、なかなか一筋縄では成功しないのではないだろうか。
繁殖には一流の技術が必要で、センターで集中することでは技術の継承は難しくなり、個々の畜産農家の育成には最低4~5年必要となり、それにはコストも必要となる。
飼料の課題もさることながら、今後も黒毛和種中心で近江牛を考えるのか、霜降りをどう考えるか、海外戦略をどう捉えるか、今後10年程度の期間でどうすべきかトータルで再構築が必要になっているのではないだろうか。
繁殖には一流の技術が必要で、センターで集中することでは技術の継承は難しくなり、個々の畜産農家の育成には最低4~5年必要となり、それにはコストも必要となる。
飼料の課題もさることながら、今後も黒毛和種中心で近江牛を考えるのか、霜降りをどう考えるか、海外戦略をどう捉えるか、今後10年程度の期間でどうすべきかトータルで再構築が必要になっているのではないだろうか。