百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

輝麦!!

2008-05-21 21:13:28 | 季節
輝いている麦!!
うまく写真に撮れなかったのですが、ウキウキするぐらい輝いている麦達!!
生きものが輝いている、ごく当たり前のことなんだけど、よくやはり忘れがちになる。
そんな大切なことを気づかせてくれる瞬間瞬間に感謝!!!

クローン牛

2008-05-20 20:50:32 | 農業
クローン牛とは、人工的につくられた牛のことであるが、その技術には受精卵クローンと体細胞クローンのふたつがある。
実は、日本では受精卵クローン牛の肉や牛乳はすでに流通している。現在のところ表示義務がないので、そのことを知っている人はきわめて少ない。
受精卵クローン牛は、1990年8月に我が国で初めて誕生して以来、43機関で707頭が出生しているという。
先月の1日に厚労省が食品安全委員会に諮問したのが「体細胞クローン家畜は市場に流通させても良いか?」ということであり、報告書には「クローン牛の乳や肉は一般牛と差異はない」とまとめられた。畜産草地研究所はクローン牛から生まれた牛の栄養成分やアレルギーなどを調べて、一般牛と比較し、問題は見つからなかったとしている。
1996年クローン羊「ドリー」の誕生を機に、さまざまな哺乳動物で作り出されてきたが、このドリーで明らかになったのは、何故だか原因は不明だが、老化が早いという事実だった。
また、我が国においては、体細胞クローン牛が1998年7月に世界で初めて誕生して以来、これまで累計511頭が出生(平成18年9月30日現在)している。このうち死産、生後直死、病死等が274頭で、54%と高い割合で異常死している事実もある。
科学的な見地で比較しても差がないという議論と倫理観や食の本質についての議論はまだまだ緒に就いたばかりだ。

「運」を呼び込む習慣術

2008-05-19 23:43:39 | 環境
昨日ブログの右端でアップした『こわいほど「運」を呼び込む習慣術』(樺旦純 日本実業出版)の中には あたりまえだが大変大切なことがごくごく普通に書かれてある。
そういえば、「運がいいとか悪いとか・・・人はそれぞれ・・・」っていう唄が昔あったが、ここでいう「運」というのはどちらかというと(「運」というより)日々の過ごし方、考え方、受け取り方、人との付き合い方等々のありかたにヒントがあるとされている。
例えば、
・世の中は不公平があたりまえ 
・出会いは偶然ではなく必然 
・何かを始めるのに、遅すぎることはない 
・素直に生きよう!
・「他人という鏡」を通して、本当の自分を知る 等わかってはいるが、ついつい忘れがちになることについてである。
僕自身は ・デカルト幸福論 や 龍安寺の「吾唯足知」 スティーブン・R・コヴィーの『七つの習慣』は結構意識しているつもりだが、もっと“楽しい会話”や“プラス語”の表現をするよう努力する必要があるように感じた。
一度、書店で手に取ってみてはいかが。

イタリア野菜!

2008-05-17 22:44:36 | 農業
最近イタリア野菜を何種類か栽培している。
何故イタリア野菜なのか??
理由は、簡単で、販売されている国産の種子はほとんどが消毒されており、無農薬栽培とはなかなか言い辛い為、出来るだけ無農薬の種子を捜していて、行き着いたのがイタリア野菜の種子だったということ。
そんなイタリア野菜のリーフチコリーの花が咲いた!!なかなかかわいいお花でしょう。キク系でねッ。お花から推測すると。。

植物を育てましょう!! その8

2008-05-16 20:44:40 | 農業
いよいよ最終回・・・です。
植物を育てる時に最も大切なことは、常に声をかける(気をかける)ことです。
朝は「おはよう!」、夜は「おやすみ!」、日中は「元気に育って!」「美味しくなって!」・・・知らない人がみていたら凄く変に思われることもありますが、この気持ちが植物達にしっかり伝わるのです。
「稲は人の足音を聞いて育つ」と昔の人は言いました。何回も何回も圃場に通い、気にかける(声も当然かけるのですが)、つまり生育状況をしっかり把握し、その都度いろいろな対応を丁寧におこなう(水稲の場合は、水の管理ということのようですが)ことで植物達はしっかり元気に生長するのです。
追伸 でもあまり○○しすぎはよくありません。この辺が結構子育てに似ていると言われる所以です。

夕陽!

2008-05-15 23:35:30 | 季節
夕陽を眺めているとなんだか落ち着く、・・・
植物には夕陽より朝日の方が良いようだと一様に百姓は言う。
ハウスでの栽培も、どちらかというと東側に面している側の方が栽培しやすく思う。
そういえば、朝日を眺めているとだんだん元気になってくる。エネルギーが溜まるというか、エネルギーが湧き上がってくる。
同じ光でも、不思議なものです。

水苗代!!

2008-05-14 23:51:13 | 季節
滋賀県の信楽の一角、田代で、こんな風に滋賀旭27号(江州米の原種らしい)が栽培されている。この苗の栽培方法を“水苗代”といい、土を水でやわらかくこねた苗代に種籾をまき、苗を育て、育った苗を1本1本苗取りをして、丁寧に1本1本手植えをする。通常の育苗よりもはるかに時間はかかるが、この方法で育てられた苗の健康さ、丈夫さは折り紙付きだという昔ながらの育苗方法だ。

柿木村

2008-05-12 21:24:27 | 農業
昔々、あるところに・・・柿木(かきのき)があったとさ・・・。
そんな風光明媚な昔ながらの村では、二十数年前から有機農業が大切に営まれてきたという。その昔、高度成長期に華やかな都市の生活に憧れて、若い人が農村を出ていった。最近、『本当の豊かさ』が求められるようになり、お金が全てではない、『自分らしく生きる』ということが大切にされはじめている、もしかすると「自分らしさ」の答えがあるかもしれない、この村の中に。
島根の西部に位置する山間部にある柿木村では、農作物を安易に商品化することは避け、限りなく我が家で必要な食べものを栽培し、その食べものの余剰を消費者に対して供給していく。そうすることで初めて、自分や村を中心にモノが見えてくるという。遠くへ運ぶことで環境を悪化するのではなく、出来る限り地産地消を心がけ、省エネをススメ、モノにこだわるのではなく、まずは村の考え方や暮らし方をしっかり発信していく、そういう村づくりを推進しておられるという。一度、お邪魔したいものだ。


カマキリ参上!!

2008-05-11 22:07:55 | 季節
連休のとある日に、カマキリが生まれていた!!
カマキリは、ひとつの卵梢から150匹前後生まれるといわれている。
しかし、次の日には約1/3になり、春が終わり夏が来る頃には約10%強しか残らない、そして秋には1~2%の生存率になるといわれており・・・なかなか厳しい世間をカマキリの世界でも現している。