自由貿易協定（ＦＴＡ）

ＪＡ全中や全国農業者農政運動組織連盟などＪＡグループ全国組織は７月３１日、民主党がマニフェスト（政権公約）で締結を明記した日本と米国の自由貿易協定（ＦＴＡ）について、断固阻止を求める声明を発表した。食料自給率の向上を望む国民を裏切る公約として「断じて認められない」としている。
『官僚の夏（TBS・日曜午後9時）』でも保護貿易のあり方について苦悩する通産官僚の姿があるが・・・保護の時代と自由化の時代、自由という名のもとに行われる植民地政策や決して正解ではなかったグローバリズムについて何の総括もなく・・・。
農業とは国力というか、国にとって食糧という意味でも、土地、環境という意味でも大切であり、地方にとっては文化という視点でも大切なものなのではないだろうか。補助金のあり方や保障のあり方は決して強い農業を支えるものではない。ただし、保障することで農を守る必要はあるのかもしれない。今後はビジネスになる農のパターンも多種多様になる、若者達も結構興味を持ってきてくれている。もしかすると今が変革の時期なのかもしれない。出来る限り早く、さまざまな農のあり方、地方の農のあり方、日本の農の将来について議論し、提案する必要がある。

おおあめ！！！

8月になったというのに、近畿地方の梅雨は、未だに終わりそうにない。
そんな中、前方が見えないくらいの雨の量や前後左右で激しくひかる稲妻に見舞われ、立ち往生してしまう車も多く、なんとも不思議な時空を経験する。
アスファルトの路面を大量の雨が走り、真っ黒な雲を閃光が断ち切る。
想像を超える雨は一気に低きに流れ込み、雷光のそのエネルギーは決して衰えることを知らない。
それは自然の脅威というより、畏敬を感じる瞬間であったりする。