百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

彦根梨

2012-09-20 22:00:48 | Weblog
写真は彦根梨『豊水』。
彦根梨は、樹で十分熟れたもののみの収穫が特徴で、甘さや熟し具合など一定の基準をクリアしたものだけが出荷されていることで有名。
8月下旬から湖周道路沿いで、販売されており、通る度に一度買いたいと思っていた。
仕事で走っていると、どうも途中で車を停めることには気が乗らない。
長時間走っているので休憩するのならまだしも・・。
休日で時間が十二分にあるのならまだしも・・。
なかなか意識していないと梨だけ買うために車を停められない。
何とも時間に対しても貧乏性なのだ。

中国の農業

2012-09-19 23:59:58 | Weblog
日本の農家は兼業農家が多く、なかなか農地の集約化が進まないといわれて久しいが、戸別所得補償制度等の実施で、少しずつ大きな面積をこなす農家が増えてきている。
一方中国の農家は、一人あたりの耕地面積が60aで日本の270aを大きく下回る。また、米、麦、大豆の世界有数の生産国だが、生産のほとんどを国内で消費しており、輸出余力は高くない。三農問題といわれて数年経過するが
○農業の生産性の低いこと
○農村共同体の維持が困難になったこと
○農村の貧困が深刻なこと
の問題解決にはなかなか至らず、時代の流れの方が政策を待ってくれないのが現状のようで、○生産性の向上には大規模化が必要で、○都市への人口流出が止まらずムラが立ち行かなくなっており、○都市部でも就職できずにいる人がいる中で、ムラ民はますます貧しくなっていかさせるをえない。
一部、高級な野菜や果樹でお金を蓄えた人や大規模化に成功した人はいるものの、まだまだ人手に頼る農業が基本で、加工技術も貯蔵技術も実際には普及していないようだ。

木彫

2012-09-18 21:56:29 | Weblog
木彫を眺めていると、何故か心が和む。仏像に感じる安堵感というか、木の持つ温かさというか、造られたものではない柔らかさのようなものを感じる。
木彫も、材料となる木によってそれぞれ質感が異なる。
それぞれ違う環境で育ったモノ達は、それぞれの比重と硬さをもつ。
写真は真カバ、楠、杣、柘、桜、桂、タモ。

スズメバチ

2012-09-17 20:56:54 | Weblog
ミツバチの天敵は、スズメバチだという。この季節になると、スズメバチがミツバチ達の巣箱を襲うという。巣箱の入口で待ち伏せをして、オオスズメバチは噛み砕いて全滅まで、キイロスズメバチはひとりひとり捕まえて蜂ダンゴに。
登山をされる方は、この時期のスズメバチには要注意!見かけるとその近くには巣があるそうなので、あまり周辺は散策しないように。特に黒い服は良くないそうだ。というのは、蜂達はクロイものは熊と勘違いして、攻撃してくるという。

サツマ

2012-09-16 21:21:17 | Weblog
サツマといえば、サツマイモ。
しかし、イギリスでは『サツマ』といえば、ミカンだそうだ。
その昔、薩英戦争後の和解交渉で薩摩を訪れた英国軍人が、土産として持って帰った温州ミカンが切っ掛けで、一時期クリスマスの風物詩としてイギリスでよく食べられていたという、、。

稲刈り

2012-09-15 20:59:07 | Weblog
いつもの講座のあと、百菜劇場の稲刈りイベントに参加、昨年とは違って好天に恵まれ絶好の稲刈り日和に、感謝、感謝。
毎年感じることだが、手刈りで、稲掛(はざかけ)すると、何とも日々戴くお米のありがたさを感じる。

穀物相場

2012-09-14 22:18:48 | Weblog
穀物相場の高騰は、自給率の低い我が国にとっては常に大きな影響を与える。
大豆の高騰は、豆腐の価格を単純に3倍に決してしない。というのは、消費者間には、デフレが続き、節約志向が高まる中、安価な海外産の農作物への期待が高まっており、安全・安心よりも日々の安い“食”に左右されがちになっている現実から、我々はいつの間にか、安いものを追い求め、世界各国からの輸入に頼る体質が自然と身につき、他国がある日突然対外への輸出をストップすることを全く想定していない。
大豆が入ってこなくっても、小麦が入ってこなくっても、コンニャクが入ってこなくっても、生活には困らないかもしれない、そのうち、卵や牛肉も食べられなくなるかもしれない。飽食の時代に、それもまた良いのかも・・・。しかし、そんな流れに左右されてきた第一次産業従事者はいづれ翻弄される時代に追従することをやめるだろう。
我々は早い機会にどういう暮らしを“豊かな暮らし”と呼ぶのか、今一度考えるべき時代を迎えている。

基礎代謝

2012-09-13 22:18:32 | Weblog
基礎代謝とは、生命を維持するために必要なエネルギー量のこと。
70㎏の40才の男性は1600キロカロリー
55㎏の40才の女性は1200キロカロリー
といわれているが、年をとると年々そのカロリーは少なくても済むそうだ。

基礎代謝が仮に2%下がると32キロカロリー、
単純に365日をかけると年間11680キロカロリーの低下が見込まれるのに
いつもと同じように炭水化物やタンパク質を食していて、それらが全部脂肪になったと仮定すれば、11680÷9キロカロリー(脂肪のエネルギー)で1298g
ということから、毎年、約1.3kg増えることとなり、エネルギーを消費しておくためには毎日10分のウォーキングをするか、年1回だけ24時間のジョギングをするか、どちらかを選択しないと身体に脂肪が徐々に蓄積されることになるという。
珍しいからといって『星型のピノ』に喜んでいるより、宵越しの脂肪をもたない!ことが大切。
食生活も、『オサカナスキヤネ!』 
 オ・・・お茶  サ・・・魚  カ・・・海藻  ナ・・・納豆  ス・・・酢   キ・・・キノコ  ヤ・・・野菜 ネ・・・ネギ  が大切よう。

ステビア

2012-09-12 21:28:09 | Weblog
ステビアの花芽がついた。
ステビアは、農法としてステビア農法と呼ばれるものがあるように、従来から用いられている甘味料としてだけではなく、植物の忌避材や成長促進材として農業においても活用される場合がある。

セゾン文化は何を夢みた

2012-09-11 21:51:20 | Weblog
こんな本を手にとってみる。
永江朗(ながえあきら)さんは直接面識はないものの、この本に書かれている内容には何とも懐かしさを感じる。
今から思うと青春の思い出というか、約20年過ごした小さな世界の浅い記憶というか、甘酸っぱいものを感じる。