百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

連翹

2017-04-10 23:06:03 | Weblog
社会全体に不安感が溢れ、未来が見えない、経済の停滞と格差の拡大、高齢化と労働人口の減少、若年層やシングルマザーの貧困といった経済的動揺、憲法問題、隣国との関係悪化等々、こんな時代だからこそ、一人ひとりが自分の立ち位置を確認し、自らが如何に幸せに、そしてより良く生きていく方法をどう模索するか、改めて『哲学』から学ぶ時代なのかもしれない。

ホトケノザ

2017-04-09 21:07:54 | Weblog
この名は、葉の形が仏像の蓮華座に似ていることからついたと言われている。
春の七草の「ほとけのざ」は、この「ホトケノザ」ではなく、和名「コオニタビラコ」というキク科の植物。
桜の花もここ2、3日でほぼ満開に、桜の下で宴会をするのは日本人ぐらいだそうだが、なかなか良い文化だと思う。しかし桜と同じようにもっともっといろいろな草花に関心が持てればもっともっと楽しい。

ヒメオドリコソウ

2017-04-08 22:08:35 | Weblog
花の形が、笠をかぶった踊り子の姿に見えることからついた名前のようで、帰化植物、同じ仲間でオドリコソウがある。
またホトケノザも同様のシソ科のオドリコソウ属でよく似たところに分布する。
今日は、御釈迦様の誕生日、灌仏会である。
御釈迦様は生まれになって『天上天下唯我独尊』と言われたことは有名だが、それは「私は偉い(一番尊いものは自分である)」という意味ではなく、「自分という存在は誰にも変わることができない人間として、生まれており、この生命まま尊い」という意味だという。
起業して今日で丸12年になるが、しっかりと社会に対して与えられた使命を果たさないといけないと改めて気を引き締める日々です。

ラズベリー

2017-04-06 21:43:35 | Weblog
バラ科の低木性落葉果樹。
日本でも野生種が自生していることが多く見受けられるが、本来はヨーロッパ原産のようだ。
16世紀、栽培がイギリスで始まり、北米で新しい品種が育成された20世紀以降、アメリカを中心に急速に栽培が広まったという。

連翹忌

2017-04-03 21:30:57 | Weblog
昨日は第61回を数える『連翹忌』
つまり高村光太郎の命日にあたる。

光太郎は、彫刻家でもあり、詩人でもあった。
光太郎は、生前連翹の花を好み、告別式では棺の上にその一枝が添えられていたことから『連翹忌』と呼ばれるようになったという。

光太郎は、木を刻む中で、木々に生命を吹き込み、言葉を紡ぐ中で、際限のない時空の拡がりを表現した。常に自己を探求し、智恵子への深い想いもさることながら、父への深い尊敬と母への深い愛情を大切にしたことは、残された詩集の中から読みとれる。
人として生き抜いた芸術家(アーティスト)なのだろう。

ツバメ

2017-04-03 00:32:23 | Weblog
毎年この時期になるとツバメの話題になる。
というのも年々その数が減っているのでは、・・・という話で、実際に毎年渡来するのはこの辺ではあと一週間ぐらい後になるのだが、多い年と少ない年はあるものの、この辺では一概に減っているとは言及できない気がする。
ツバメ達も生きにくくなって、
・巣を作る場所が減っていたり、
・巣の材料となる藁や土が少なくなっていたり、
・餌となる虫達が減っていたり、
・ネオニコチノイドの問題を指摘する人もいる。
わざわざ遠方からリスクを冒すことに躊躇せずやってくる小さな旅人達ぐらいしっかり守ってあげる余裕ぐらいもっていたいものだ。

国境なき記者団

2017-04-01 20:58:28 | Weblog
最近世間には情報が溢れている。
国内において表現の自由はあたりまえのように思っていたが、実はそうではないようだ。
国境なき記者団は、昨年の4月、2016年の『報道の自由度ランキング』において、日本は対象180ヶ国・地域のうち、72位だったという。
2010年には11位だった日本は、年々順位を下げ、14年は59位、15年は61位、一昨年施行された『特定秘密保護法』には極めて問題を残しているようだ。
また、最近のナショナリズムの台頭やテロへの脅威は『報道の自由と独立性』に対して影響を強める傾向にあるという。
われわれは自らが情報を吟味し、其の内容の真偽を見極めながらも国内だけではなく海外、世界の情報に常にアンテナを張っておく必要がありそうだ。