百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

2018-06-10 21:56:49 | Weblog
藤の種子

藤に何かぶら下がっているなぁ、
とよくみてみると、何か種のよう。
調べてみるとなるほど「藤の種子」
マメ科のようにこれからこの房の中で種を育み、秋に膨らみ枯れて、秋の終わり頃に収穫できるようだ。
冬に植えるとなかなか発芽しづらいようで、春先に気温が上昇してくる頃に播種すると発芽率は高くなるという。

新茶

2018-06-09 23:09:40 | Weblog
新茶の頃

今日は政所茶の美味しい入れ方について

一、お湯を沸かします!(沸騰させます)
ニ、沸いたお湯を人数分の湯呑みに注ぎます。
三、急須に茶葉を入れます。(茶葉は1人あたり2g程度)
四、湯呑みに注いだお湯を急須に注ぎ、お茶の葉が開くまで少し(1分程度)待ちましょう。
五、茶葉が開けば湯呑みに注ぎますが、その際、数度に分けてそれぞれの湯呑みに注がれたお茶の色が均等になるように気をつけましょう!
六、急須にお茶が残らないように、最後の一滴まで絞るように出してください!(そうすることで二煎、三煎がより美味しくいただけます)

麒麟の翼

2018-06-08 23:25:50 | Weblog
あの東野圭吾の「麒麟の翼」の麒麟の翼を日本橋で写真におさめてみた。
日本橋の両側には阿吽の獅子が二対いて橋(本来江戸を守護している)を守っているのに、なぜ橋の中央の両サイドに二対の麒麟がいるのか?また、なぜ麒麟に翼があるのか? ということを改めて疑問に思う。
それは
日本の道路の始点となる日本橋。
それを獅子が守護し、そこから広がる日本の繁栄を翼のある麒麟が象徴しているというらしい。
麒麟は吉兆や繁栄を現す神獣で、その麒麟が此処を出発点として全国に拡がる(飛び立つ)という意味を持つという。
なるほど。

隣りの芝生

2018-06-07 18:39:31 | Weblog
「隣りの芝生」は青く見えるとよく言われるが、新聞紙面の『人生相談』でヤマザキマリさん( 漫画家 )が「他人の幸せ」を勝手に過大評価して解釈してもあなたが幸せになれるわけではなく、「自分の幸せ」についてもっと考えた方が良いのでは?と自らの経験を踏まえて応えられていた。
人はよく自らのことがみえない、そのくせ他人の眼は気にする。もっともっと自分のことを突き詰めて「自分の幸せ(他人の尺度ではなく)」がみえれば、進む途もみえてくるはず。

芒種

2018-06-06 22:06:51 | Weblog
芒種の頃、近畿地方もそろそろ梅雨入りかと思われる。
そんな中、早川一光先生がお亡くなりになったという訃報が舞い込む。
先生は「京の『わらじ医師』」と呼ばれるほど一軒一軒の民家を訪問する地元と密着した医療を進め、かたや過疎地の医療にもご尽力された。認知症が まだ知られていない頃から「ボケを看つめる」医療や家族、地域との関係を説かれ、京都では日曜日の早朝のラジオ番組も担当、30年余り続けられた。番組内ではいつもかかっていた『ボケない音頭』は今も微笑ましく耳に馴染んでいる。
昨年から体調を壊され時々しか番組には出演されなくなり、今春ついに番組は終了してしまい、なかなか容態が良くならないのか心配していた矢先の訃報になんとも世の無常を感じる。
早川先生、blog上ですが、お悔やみ申し上げます、お疲れ様でした、ありがとうございました。

サフランの球根

2018-06-05 21:22:06 | Weblog
サフランの球根は、掘り取った後、乾燥させて、ヘタの部分を取り除き、外の皮を少し剥いて、夏の間涼しい場所で保管しておきます。
涼しくなり秋を感じる頃になってやっと、芽を出し、10月の末頃、花を咲かせます。

紫陽花

2018-06-04 23:06:45 | Weblog
紫陽花の種類は沢山ある、というのは品種改良がいろいろな地域でされた歴史があるからのようです。
しかしその品種改良の歴史はあまり古くなく、18世紀後半イギリスの博物学者が中国に自生していた“てまり咲き”の紫陽花をイギリスに持ち帰ったのがその始まりのようです。
写真の紫陽花は“額”咲きの紫陽花で、表面がボールのような“てまり咲き”の紫陽花とこの2種類が基本形のようで、江戸時代中盤まではあまり注目される植物ではなかったようです。

梅雨直前の晴れ間

2018-06-03 20:40:33 | Weblog
昨日に引き続き今日もなかなか暑かった。
比較的湿度が低いことだけが救いで、なんとか仕事をこなしている。
昨日の朝の撮影場所と真逆の場所から今朝は写真を撮ってみた。
どちらが好きかは、ほぼ好みになりそうだ。

ある雑誌に
「33のヒント」が記載されていた。
・身の回りのものと自分にとって感謝する
・健康的な食事をする
・食べ物の恵みには感謝する
・水をたくさん飲む
・深呼吸する
・瞑想する・・…。なるほど成る程。
「幸せに暮らす…」や「困った時に…」
「成功するには…」、「禅の教え…」等々
いろいろな修飾語があてはまりそうだが、豊かな暮らし(充実した日々)を求めてわたしなりに努力してみたい。

近江富士

2018-06-03 00:06:54 | Weblog
毎年、この時期にしか撮れない風景がある。
でもよく考えてみると、どの風景も毎日毎日決して同じではなく同じ風景に出会うことはほぼない。
いわゆる世の中は「無常」な訳で、われわれは、今、その瞬間瞬間を生きていることに改めて気がつく。
瞬間瞬間をひとつひとつ記憶に留めることはできないが、気持ちだけはそういう思いを常にもっておきたい。
早朝に、昨年、一昨年と同じような風景を眺めながら、決して同じでない日常をしっかり感じて日々歩みたいものだ。

麦秋至

2018-06-01 21:46:19 | Weblog
昨年のblogは、「麦秋」をタイトルにしていたが、今年のblogのタイトルは何にすべきか?と考えていたところ、丁度今の時期を七十二侯のひとつで「麦秋至」(ばくしゅういたる)というということで「麦秋至」をタイトルに。

先日82歳でお亡くなりになった高畑勲監督はまだ撮りたい作品があったという。それは「源氏物語」だったそうだが、彼の源流に流れているのは「自然と一体となり、自然と人間は共に生きていく、人間も自然の一部」ということにあったようだ。
博識で仕事に対して決して妥協しない。常に温厚で人の気持ちを察し、臨機応変に対応できる方だったという。
もう一度「柳川掘割物語」を観て、高畑監督の見た風景を感じてみたい。