百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

可愛いうさぎ

2019-10-22 09:13:11 | Weblog
この可愛いうさぎは「エゾユキウサギ」
この10月1日から消費税の増税にともない郵送代金が2%アップ、つまり通常ハガキは62円から63円に、普通定型郵便が82円から84円に変更された
この料金改定は2014年4月以来の5年と半年ぶりになるわけで、定型郵便の場合、80円に2円の切手(「エゾユキウサギ」)を貼って投函していた当時をまた思い起こしながら、82円に2円のこの「エゾユキウサギ」君にお世話になりながらまた封書を投函する
あの当時も「エゾユキウサギ」君は可愛いとネットでも話題になったが、今回もしばらくお世話になる よろしくお願いします!

稲むらの火祭り

2019-10-20 18:22:00 | Weblog
昨夜、和歌山の広川町で「稲むらの火祭り」が開催されたという
松明を手にした参加者は約2キロの道のりを高台の神社に向かって練り歩いた
あの1854年の“安政南海地震”で起こった津波から村人たちを救おうと稲わらに火をつけ住民を避難誘導し沢山の生命を救った地元の実業家・浜口梧陵(ごりょう)の故事にちなんだ行事だが、私たちはこの浜口氏から何を学んだのか?
彼は津波の壊滅的な被害を受けた広村の村民のために、救援家屋の建設や農漁具の調達などを行い、離村を防止し、また、将来の津波被害を防止するため、1855年(安政2年)から4年間、堤防の建設を進めたという
全長600m、高さ5m、海側に松、陸側に櫨(ハゼ)の木が植えられたその姿は、今でもその景観をたたえており、史跡に指定されているという
私利私欲でなく、かつ現代だけではなく未来をも見据えた社会づくりに努められた浜口梧陵氏のその姿勢にこそ私たちは学ぶべきではないのか!

多剤耐性菌

2019-10-19 20:38:08 | Weblog
先日、抗菌剤が効きにくい「多剤耐性アシネトバクター」に院内感染し、数ヶ月の間に18名の方がお亡くなりになったというニュースがあった
しかし実はこの菌は土壌など湿潤環境を好み、自然環境中に広く分布しているようで、健康な人の皮膚にも実は存在していることがあるという
抗生物質が効かないといわれると感染してしまうと治癒の方法がなく死ぬしかないのかと思ってしまうが、これも実は健康な人はあまり感染することがないという
感染によって死亡するような患者は、もともと、重篤な疾患を抱えていて死期が近く、いずれにせよ近いうちに何らかの原因で死亡するような患者であるといわれており、アシネトバクターは「殺し屋ではなく、葬儀屋」とたとえられることあるようだ
多剤耐性菌にもいろいろな役割がありなかなか奥が深い

コオロギ

2019-10-18 21:19:47 | Weblog
圃場にいる「コオロギ」を改めて見つめ直してみると
結構、サイズにもいろいろあることに気づく
おそらく種類もいろいろあるのだろう
昆虫の中では、少し動きは遅い気がする
通常、何を食べているのだろう
何が天敵なのだろう、
改めて「コオロギ」のことを
全然知らないことに気がつく
よくみるとカワイイ!

秋の空 その6

2019-10-17 18:31:00 | Weblog
「こんな台風なんか、なければ良いのに!」
そんな声を沢山聞く
何事も何かの必然性があるとするのなら
「台風」にも何かの役割があり・・・
「地球温暖化が原因なのではないか
もっと積極的にSDGs(エス・ディー・ジーズ)に取り組もう!」
そんな声も聞く
人間の活動が自然界にとって良い影響は決して与えていないとは思うが、だからと言って経済成長を望む限り持続可能な自分よがりの世の中は決して未来の地球のためにはならない・・・

コハクチョウ

2019-10-16 20:46:27 | Weblog
昨日(15日)コハクチョウが琵琶湖に舞い降りた
例年通りというか、昨年も同じ15日だった
昨日は北海道の中山峠でも初冠雪がみられ、もうそこまで“冬”が来ている
今年はついこの前まで“真夏日”だったり、もうすこし“冬”の到来は遅いのかと思いきや、数日前からめっきり寒く(涼しく)なり、半袖ではいられなくなった
そういえば、北海道の大雪山系旭岳の初冠雪は例年よりも早かったなぁと改めて季節がしっかり進んでいることを実感する

秋の空 その5

2019-10-15 19:38:49 | Weblog
朝、夕、めっきり涼しく(少し寒く)なってきた今日この頃
大きな傷跡を残した台風19号は、私たちにどういう教訓を残してくれたのだろうか?
・多摩川は、あの「岸辺のアルバム」で記憶に残る1974年の『多摩川水害』に遭遇したにも関わらず、東急田園都市線二子玉川駅付近には景観を重視し堤防を設けていなかった。
・八ッ場ダムは紆余曲折の結果、現在試験潅水中、もしダムがなかったら利根川も氾濫していたのではないかという人もいる。思い起こすと1947年に襲来したカスリーン台風が、利根川流域で死者約1100名、行方不明者約850名、浸水家屋約38万戸という甚大な被害をもたらしたことに起因し、カスリーン台風級の台風の再来に備えるために、利根川上流に洪水調節ダム群の建設が計画され、その一つとして八ッ場ダム構想が生れた、ということは八ッ場ダムが一つあるだけでは本来の意味をなしていない気がしないでもない。
・政府は「緊急災害復旧支援」として財政対応を急がなければならないが、こういう被害が常態化した場合、どこまで緊急対応が可能なのだろうか。
根本的な河川整備や防波堤対策をしっかり推進していく必要がある、また老朽化しつつある各種インフラ(道路や鉄道、港湾、空港、上下水道、河川、ダム、送電・通信施設、発電所等)に対しても早い機会に整備する必要がある。
また人間とは、本来、災害とどう向き合うのか、人災なのか、天災なのか、今一度、どこまで備える必要があるのか、しっかり議論し納得した中で“災害大国日本”の中で生き抜く心構えを持つべきなのだろう。

コオロギ

2019-10-14 18:47:22 | Weblog
バッタには沢山の種類がありそうだが、コオロギにもこんなに沢山の種類があるとは、つゆ知らず、なんとも、勉強不足であることを痛感する
先日もノーベル化学賞を受賞された吉野さんが「人類は未だ自然界の1〜2%しか科学的に解明できていない」という言い方をされたが、普通常識となっているようなこと、普通調べればすぐわかるようなことですら、わかっていないし、知ろうとしていないことに、改めて考えさせられる
すべてを知ることはできないが、知ろうとすることを諦めてはダメだ
写真は日本直翅類学会監修のバッタ・コオロギ生態図鑑の『コオロギ科の顔コレクション①と②』から

W杯、初の8強入り!

2019-10-13 22:53:12 | Weblog
素晴らしいゲームだった
競合スコットランドに28対21で勝利したラグビー日本代表は、ワールドカップ(W杯)で初めての8強入りを決定した
4トライを奪い、最後はスコットランドの素早い展開と力強いスクラムに若干押されながらも、決して逃げずに真っ向から最後まで闘う姿勢を崩さなかった
素晴らしいゲームだった
本当に生死をかけた勇姿に元気をもらい、「努力・根性・気合い」の大切さを改めて実感した
※「努力・根性・気合い」は上原ひろみ(jazz pianist)の信条、彼女曰く「この3つがあればなんとかなる」らしい

台風

2019-10-12 18:16:30 | Weblog
「台風家族」の上映が台風(19号)の日に,・・・
新井浩文はポスターには登場していないが、映画では全編編集なくしっかり出演しているので、そのまま観ることができる
現代社会の「家族」が抱えている課題と“クズな家族”が仕方なく向かい合う
「台風」が非日常をもたらすのではなく、わかりづらくなっている日常を「その日」みんなが10年前を振り返ることで元の日常に戻していく
「台風家族」、いい作品だった。