7月15日から17日の梅雨末期、考古学特殊講義でスクーリングに初めて参加しました。時折、小雨があったものの順調な3日間でした。
初日午前中は座学ですが、残り2日半は現地踏査授業となります。
初日午前中、大学で「日本史研究の新たな展開」の資料により講義。昼食後、2台の貸切バスで大学を出発し、唐招提寺、西大寺へ。両寺の由来や過去の姿の説明を伺いながら回ります。大学の先生にわかりやすく説明していただきながらめぐる贅沢に、奈良大学に入ってよかったなどど思ったのでした。唐招提寺には何度か来たことがあり、その時、売店で鑑真和上の横顔の写真が売られているのを初めて見ました。教科書などでは正面からのお顔しか知りませんでしたが、なんと慈愛に満ちたお顔であるのかと思いA4版を買い込み、自室に今でも置いています。西大寺で解散。
2日目は奈良県庁西側の県文化会館前に集合。興福寺、東大寺に。オプションで古い遺構である転害門にも行ってみました。東大寺解散。
顔なじみ
転害門。この時、結構、疲労しています。
3日目は、近鉄橿原神宮前駅集合。貸切バスで、橿原考古学研究所附属博物館、飛鳥寺、酒舟石遺跡、石舞台古墳、高松塚古墳と盛りだくさん。出発前には大雨でしたが、みなさんの心がけを反映して、バスが出発してからは時折小雨が降る程度でした。この界隈は来たことがなかったので、付近の寺社、遺跡などの位置関係もわかりラッキーでした。
それにしても、先生、山坂あったのにお元気です。かくありたい。
昼食時には小雨だったので、バスの中で弁当を食べていると、たまたま隣に座っていた人が、学生時代、京都に同じ時期にいたことがわかり、なおかつ私がよく行っていたパブ(死語かも)の名が出てきたのには、本当にびっくりしました。橿原神宮前駅で解散。
スクーリング終了の翌日に東海以西が梅雨明け。一転して鬼のように熱くなりました。きわどくセーフでした。
近況 本日、西洋史概論のレポートを送信。 これから東洋史概論の試験準備に入ります。