鶴光のママの嘘つき!
というラジオ番組があった。知っている人々はそれなりの年代だろう。
江戸期の百姓の勉強をしていて、レポートの課題とは関係もないが、
農民は一揆にむしろ旗や竹槍は使用しなかった
それは江戸時代の創作であり、物語は太平記の楠木正成の講談話をベースに繰り返し、繰り返し作りあげられ、印刷され日本中つづ浦々で読まれ、伝えられ、そうなのかそうなのかと信じられて、百姓一揆は公儀領主の仁政を求める訴えで、悪いのは欲深い中間管理職の代官で、後から事情を知ったお殿様の善政により、大団円を迎え終わる。
よくもまあ、そのような嘘を描き続けることができたものだと、
寺子屋では農民の訴状が手本となり、お代官への訴えも定型文になるほど、江戸期の出版文化は進んでいたらしい。
古文書の嘘つき!!
と、言っておこう