「基礎ゼミナール 」85点、「日本近世史特講2」90点、「日本近・現代史料購読 」88点。なんだかいい評価過ぎのような思いがする(上から目線の感想?)。
基礎ゼミは、イギリスの「市民革命」が世紀の誤訳であるという説明を興味深く聞いた。市民が政治に参加した状況がイギリスを大英帝国に導いたという史観の否定である。イギリスの支配層に革命前後大きな変動はなかったという指摘によるもので、だとすれば「市民革命」という訳語は民主主義思想のプロパガンダということになる(民主主義を否定しているわけではない)。
日本近世史は、秀吉時代の史料をグループごとに調べて発表する形で行われた。スク後の個人レポートでは聚楽第への天皇行幸について、秀吉の意図と結果評価を自分なりに書いた。
近・現代史料購読は、明治初期の役場日誌が現代文からみれば中途半端に送り仮名が付いているのを、どう処理して読み下し文にするのか悩みつつレポートを提出した。
佛大の専門科目スクーリングは、出席者10数名でおこなわれる。先生やスク生との距離が近い。受講後の響も大きい。
「応仁の乱・・」のフレーズに笑ってしまったので買った。駄菓子が流行っているからか。