介護

退社時間の間際にお客さんから声を掛けられた。

７０を過ぎたと思われるおじいさんが立っていた。

「あの～、病院で看護師さんがつけているようなビニールのエプロンみたいなの売ってねが*(はてな)*」

「ゴムのエプロンなら売ってます」

「実はな・・・・」

おばあさんが病院から退院してきたのだけれどお風呂に入れるときに服が汚れるのでエプロンをつければいいのではと買いに来たのだという。

おばあさんは家の中で老人車を押して歩いていると言う。


私も主人を介護していることを伝え、お風呂に入れるときはおじいさんも一緒にお風呂に入って洗ってやった方が入る方も入れるほうも都合がいいですよっとアドバイス。

「お風呂場に段差はありませんか*(はてな)*」

「段差があって危ないと思ってすのこ買っただ」

役場に相談すればバリアフリーの工事代もいくらか貰えるはず。服を着たまま戸を締め切ったお風呂場で動くのは至難の技、おじいさんの身が持たない*(びっくり2)*

お互い裸だと楽に身体を洗ってやれる。

おじいさんが一言

「いい出会いだったな～」

少しでもおじいさんのお役にたてたかな*(ニヤ)*