5時に家を出た。肌寒いかな~と思いきや台風の影響か爽やかな、ちょっと強めの風が吹いていた。
散歩に行くとき履いていくのは丈の長い長靴、農道は砂利道が多く、スニーカーや丈の短い長靴だと歩き方が下手なのか靴の中には勿論、丈の短い長靴の中にまで砂利が入ってきて歩きずらくてしょうがないのだ。家の前の道路は乾いていても農道は機械も通るし舗装されてないしね、何が起こっても足下を気にせず撮影出来るようにね。
撮影に行くとき、長靴を履くようになったきっかけがもう一つある。田沢の刺巻に水芭蕉を撮影しに行ったとき、いつ汚れても構わないと言うシャツとズボンを履いた長靴姿の女性の人と一緒になった。空は晴れていて雨が降るような天気では無かった。この人は何ではれてるのに長靴、履いてるんだろうと訝っていた。
その年の夏、小町まつりを撮影しに行ったとき、偶然、その女の人と出会った。その時、長靴は履いていなかった。地元のテレビ局も取材に来ていてテレビ局の女の人とその女の人が会話していて名刺を交換していた。
長靴の女の人は県南の支局に転勤になったと。刺巻は湿原だし汚れても良い服装で、小町まつりは普段着でも構わない、いざと言うとき動ける服装じゃないと特ダネは取れないって事なんだと。それ以来、撮影に行くときの必需品になった長靴、今ではスパイク付きの長靴も積み込まれている。
今朝の朝焼け