お天気も良いし横手までドライブの途中、鳥海山が見えたのでふるさと村に行く前に脇道にそれ撮影開始、お任せモードで撮影たら白が飛んじゃってた
デジカメだし失敗しても消せば良いしMモードでも挑戦してみなくっちゃね、反省
鳥海山目指して遠まわりをしてふるさと村に
2階の「楽画喜や」の前に彼女の姿はなく、店の中に居るのかと入ってみたらなんと代表の先生がせっせと作品の展示をしている。店の外の男の人に彼女の事を尋ねると店を辞めたとの事、いつ頃辞めたのか尋ねると2年ぐらいかなと定かではなく
「真田さん、亡くなったと。。。」
「えっ、何で
」
忙しそうだったが店の中に居た先生に声を掛けさせて貰った。亡くなったのは去年の6月頃、体調を崩して仕事を辞めた後、先生も亡くなったことを知らずにいたそうな。亡くなったと知り彼女が先生を呼んでいる気がして線香を上げに彼女のアパートを訪ねた時は娘さんがアパートを引き払った後だったそうな。
「随分、咳き込んでいてね、肺がやられたのかと思ったんだけどね。」
涙が止まらない。。。。気が付けば苗字は教えて貰ったが下の名前は知らない。いつも気に掛けて貰ったのに何のお返しも出来ずに別れが待っていた。彼女に渡そうと鳥海山と西馬音内の盆踊りと散歩の時に撮影した名前の判らない花の写真を持っていった。先生に見せてくれと言われ袋から出すと
「これ、頂いても良いかな、店に飾らせてもらいたい。彼女の事を思い出すことが彼女の供養になると思ってるんです。」
先生と話をしていると二人以外は誰も居ない店の中でガタンゴトンと音がする。
「真田さん、来てますね。」
彼女に店を任せていれば大丈夫だったが彼女が居なくなってからはそれが先生の仕事になったと苦笑いされていた。
私と同い年、やりたかった事も行きたかった所もあっただろうに
彼女には感謝あるのみ
真田さん、お世話になりました、安らかに眠ってください、合掌。
今日の鳥海山 鳥海山、見える場所で姿かたちが違う。