年金支給日

あっという間に右から左へとお札が流れていく。それでも少なからずは留めておこうと電卓を叩く。どうしても福島にはもう１泊しにいきたいからだ。福島の道の駅のスタンプを全部押せばもう、完走は目の前だ。

宿は素泊まりで二人で１万と少し、安いバリアフリーの宿を探すのは難しい、どうしても公共の宿になりやすい。今回見つけた宿もそんな感じの処でドーム型の個室で温泉があるとなれば、どうしても行きたくなる。

いつかは出歩けなくなる、その日が来る前に行ける処には出掛けておかないと、そう思って出歩き始めたのが湯巡りに繋がっている。

主人の体調は良かったり、悪かったり。主人の体調の変化は自分たちが一番よく判っている。なんだかんだ言いながらも毎週、出掛けられるのもラッキーな話、明日は病院が終わってから、鳥海へ。