goo blog サービス終了のお知らせ 

ともちゃんの湯巡りと日帰り撮影隊の記録

公休日に出かけた先の温泉や風景をアップしてます。

命を思う

2015-12-31 14:11:00 | 日記
故人の意思に沿い身内だけの参列者、会葬者の多数は故人の同級生だった。テレビのニュースで取り上げられる自殺者のランキングで常にトップの座を争っている秋田、それでも年々自殺者の数は減少していると言うがあの人、この人もと数えて行けば両手では数えきれない数になった。

可愛がっていた姪っ子は涙で言葉が詰まり、弟が急遽、代読、涙を誘った。

私とは冬の雪かき仲間だった。彼が雪かきしている音で目が覚めることもあった。几帳面な性格は雪かきにも表れていて雪を寄せた後、車道と歩道の境のブロックまで雪を掃い、いかにも「此処にブロックがあります。」と言わんばかりにブロックが顔を覗かせていた。

彼が行ってしまったと知った時、主人にお願いした、

「00ちゃんがそっちに行っちゃったよ、見かけたら声を掛けてあげてね。」

それに答える様に夕べ、夢に出てきた主人の顔は今までで一番、穏やかな顔をしていた。私の願いは通じたのだと思った。先に逝ったものは後に残された者を守る義務があると思っている。私も主人に守られている、我が子も孫も。

「いだわしでぇ、いだわしでぇ~」

と棺にすがっていた彼の母、我が子を見送ることほど酷なことは無く、精神的なダメージは計り知れない。自分に出来ることは何か、何気なく顔を出し、たわいのないことでおしゃべりできたら。。。。

生きたくても生きれない人の数は計り知れない。彼を責める気はないが頂いた命、授かった命は全うしないと生まれて来た意味がないと思う。

お父さん、お母さんの事、守れないのなら怒るぞ


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする