書きたい時に書き綴っていたノートが最後のページになった。主人が亡くなった2年前、今では主人の代わりに私の良き相棒になった一眼レフを手に泊まった盛岡のホテルの近くのコンビニで買ったノートだ。
部屋に居ても何もすることがないし宿泊の思い出に主人に何か書いていこうと思ったのだ。あそこの温泉に行ってきたとかこんな事があったとか孫の事、子供たちのことなど書きたい時に書き綴るノートにした。
ノートの表紙には何も書いていなかったがある日見た福島の放射能の影響で家を取り壊さなければいけなくなったおばあさんの姿を追ったドキュメンタリー番組を見て
「生きてやろうじゃないの」
と裏表紙に黒のマジックで書き、その下に小さめの文字で
「良い意味でしたたかに」
と書き加えた。これから先、どんなことがあっても生きていかなければならない。命を全うして主人に逢えるまでの連絡ノートみたいなものかな。悲しい時も淋しい時も嬉しい時もこれからの人生を書きたいときに書き綴っていきたい。車中泊の時も夜の道の駅でノートを開いている。
明日はお休み、もう紅葉は終わった。。。。明日の事は明日になってから考えよう。
角館武家屋敷の紅葉 6





部屋に居ても何もすることがないし宿泊の思い出に主人に何か書いていこうと思ったのだ。あそこの温泉に行ってきたとかこんな事があったとか孫の事、子供たちのことなど書きたい時に書き綴るノートにした。
ノートの表紙には何も書いていなかったがある日見た福島の放射能の影響で家を取り壊さなければいけなくなったおばあさんの姿を追ったドキュメンタリー番組を見て
「生きてやろうじゃないの」
と裏表紙に黒のマジックで書き、その下に小さめの文字で
「良い意味でしたたかに」
と書き加えた。これから先、どんなことがあっても生きていかなければならない。命を全うして主人に逢えるまでの連絡ノートみたいなものかな。悲しい時も淋しい時も嬉しい時もこれからの人生を書きたいときに書き綴っていきたい。車中泊の時も夜の道の駅でノートを開いている。
明日はお休み、もう紅葉は終わった。。。。明日の事は明日になってから考えよう。
角館武家屋敷の紅葉 6




