子午線の街明石市にある明石市立天文科学館と言うよりプラネタリュームと言った方が判りやすいかも。前から一度と思いつつ昨日天気が悪い中産れて初めて行って来ました。16F建ての威容を誇る塔屋の13-14Fは展望室でまずそこへ。ココからは明石海峡と明石の街並みや明石海峡大橋の絶景がパノラマ状に一望できます。これだけでも見る値打ちがありますが…チョット天気が悪くて今一。
3F、4Fには「時」に関する展示が充実しており見飽きません。更にメインのプラネタリュームに関した資料に星座や十二支に関する資料も豊富で予め見て置くと星座を見る時のタメになりますよ。さてチョットユメユメしいエントランスを潜って半円状のドーム室(観覧室)に入場。思ったより広くて立派。中央には稼働期間日本一で現役最古のプラネタリュームが鎮座。風格があり何だかいいことありそう。
投影が始める前に優しい美声のお嬢さんのアナウンスで概略説明があり、やがて照明が少しずつ落とされると太陽が軌跡を描いて西の空に沈み徐々に全天に星座が写しだされます。座席はリクライニングでほぼ平面にまで倒れるのでまるで夜空が覆いかぶさって来るような錯覚を感じつつ緩やかに夜空が回転する様を鑑賞できます。
静かなBGMがながれ、解説員さんが主な星や星座をポイントアウトして説明されるのできちんと聞いておれば大分賢くなれます。ただジジは最近聴力が落ちているのでもう少し大きな声だと賢くなれたのですが、でも声が大き過ぎると雰囲気を壊すので仕方がない。時々聞き逃しがあったのが残念。聞きなれた星の名や位置、星座をめぐるお話など記憶を整理できるのも楽しくタメになります。
特に北極星の位置関係と1万5千年後や2万6千年後の星座の位置が今と全く変わるなんて気の遠くなるような変遷が一瞬の内に見られるマジックの様な場面もあり必見。居眠りが出ない丁度いい頃合いの50分が経過して東の空に太陽が再び登る所で終わります(拍手 少ないけど)。全国にどれ位あるのか知りませんがまだ見た事のない方是非一生に一度以上はご覧になっても損はないですよ。
近くに人丸神社や明石公園がある、明石市立天文科学館です。
14Fの展望室から見る明石海峡大橋
4F 日時計広場
3F 時計展示室
チョットユメユメしいエントランスです
日本で現役最古のプラネタリューム投影機です
半円状のドームに投影されます リクライニングシートでどうかごゆっくりと
観終わって外に出るとお隣に梅が満開でした。