シフトのスプリング交換

これも持病と言われているスプリングの破損です。

ニュートラルにしてシフトを左右に振ったときに、片方だけスカスカしていたのでスプリングを発注していました。

シフトを取り外すためにシフトレバーの根元からシートをめくってラチェットを突っ込んで見ましたが、無理な様子です。

なので、まずはフロアシートの取り外しです。

作業の平日の深夜に行うので、フロアシートの取り外しなんて面倒で仕方ありません・・・

埃まみれになりながらシートを外して、その後はスムーズに進みます。



シフトの根元に入っているカラーはたいした磨耗していない様子です。交換済み？？

覗くとこんな感じ。



持病と言われているのは運転席側のスプリング破損です。



このとおり、折れて砕け、奥に詰っているので張力が無くなっています。

今回はエンジンを下ろしたため、ミッションが左右にゴロンゴロンと動き、助手席側のスペースも作りやすいです。スプリングの値段自体はそれほど高くはないので、ついでに助手席側も交換しておきました。



首振り式のマグネットは今回とても重宝で、運転席側の砕けたスプリングも、もれなく回収できました。

バルブの取り付け

オイル漏れする可能性のあるシールはひと通り取り替えるつもりで部品を集めたので、バルブのシールも取り替えてからバルブを組み付けます。



このシールも結局オイル漏れはしていなかったのですが、この先１０万キロ乗れるようにと交換しておきます。

これも新しいものは押し込んでセットするのですが、力加減とはまった感覚がわからないので勘です。

バルブスプリングコンプレッサーで締め付けてバルブコッタという爪のような止め具を差し込んでスプリングを固定していきます。



タペット調整はヘッドをエンジンに組みつけてから行う予定です。


自分でこんな作業をするとは思ってもみませんでした。

クラッチ交換

10万キロも超えているからクラッチだって減っているだろうと、現物を取り外して確認する前に購入していたクラッチ４点セット。

いざ取り外してみると、ほとんど減っていない様子です。



サービスマニュアルのとおり磨耗状態を測定してみても、基準値内ですし見た目も減っていません。

ベアリングもゴミをかんでいるようですが、クリーニングすればまだいけそうな感じです。

でも新品に交換してやります！



クラッチのセンター出し用の工具は、そんなに必要なもんかと使ってみました。

まぁ、あったほうがいいでしょうね。私のような素人には特に・・・

カバーもベアリングも新品になりました。



クラッチの一番奥にあるホイール。名前を忘れましたが、これを固定しているボルトは硬かったので、深夜にも関わらず、ちょっとだけインパクトで緩めました。インパクト様様です。規定の締め付けトルクもきつめです。

オイルシール交換

部品の交換で手こずっているのがオイルシール交換です。

取り外しはいいのですが、打ち込みがうまくいきません。

シールが大きくできているので、うまく力をかけてあげないと、シーソーのように反対側が持ち上がったりめり込んだりします。

シール自体も硬いので、打ち込む工具をかえばよかったと思うほど。

素人には勉強になります。

大きい番手のマイナスドライバーで優しく叩いてはみたもののうまくいかず、車庫の中で適当な大きさの丸いものを探しました。

ちょうといい大きさで打ち込みに使える筒状のものがありました！



これは、掃除機の柄の部分。プラスチック素材で傷もつきずらい。

ただ、打ち込む場所が遠いので、どれだけ入っているのか確認が面倒です。



なんとか小さいほうのオイルシールが入りました。

クランクシャフトのクラッチ側の大きいオイルシールはかなり苦戦しました。



最後はシールのヘリがへたったらしく、指で押す力で入るくらいに・・・

これは、もしかしたら、後からオイルが漏れてくるかもしれないなぁ。。。

しかも、クラッチを外さないと交換できないから、漏れたら面倒に違いない。

オイルパン取り付け

オイルパンを取り付ける際に塗りつける液体ガスケットです。



素人作業なので、ほとんどは、こんな感じだろうという手探りです。

一応は古いガスケットをスクレーパーできれいに削り取って脱脂してあります。

油汚れなどもこまめにやると、時間がかかるものですね。


塗りつける量の加減がわからないので適当に・・・



厚かったらしい。。。