Prisheの旅日記

とりあえず自分でやってみたいタイプです

ジムニー ピストンリング交換

2015年09月09日 10時33分45秒 | ジムニー JA11
ピストンリングが磨り減っているかどうか確認しないまま部品を購入たので、とりあえず新品に交換します。
走行距離が11万キロですが、減っているようには見えませんでした。

まずはピストンリングを引き抜いて洗浄です。



上のピストンが洗浄前で、スラッジとカーボンがこびりついています。これは洗剤とワイヤーブラシでこすり落としました。



三段になるリングの切れ目はサービスマニュアルに記載のとおりに指定の位置にセットしますが、ヘッドにしるしを付けてから取り付けていきます。



ピストンリングの3段目にあるオイルが抜ける穴はスラッジが詰ってふさがっているのが多かったですね。



苦戦したのがピストンリングを交換した後、シリンダーに戻す作業です。
念のためにと買っておいたピストンリングコンプレッサーを使いましたが、使うのが初めてで要領がわかるまでは一苦労です。
リングはシリンダーの径よりも大きく開いているので、ピストンを鋼板で巻きつけて締めてシリンダーの入り口に当てておき、軽く叩き込んでシリンダーに戻します。



最初はじっくりとやりすぎてしまい、シリンダーとの境目でリングがコンプレッサーから外れてしまいます。

1番ピストンはピストンコンプレッサーをやめて、手作業でシリンダーに入れようとやってみましたが、リングの張力が大きく一人では難しい感じです。

改めてピストンコンプレッサーで入れ方を試しているうちにコツをつかみました。リングがシリンダー入り口の寸前にきたら、なるべくスコーンと一気に打ち込むのがいいと思います。2番と3番目のピストンはそれで簡単に入りました。
コンプレッサーとリングを信用できずに、リングが引っかかって割れたらどうしようと、打ち込むのを弱気になってしまったために、うまくできなかったものです。

ジムニー作業 タダでもらったのに金がかかる・・・

2015年09月08日 10時19分04秒 | ジムニー JA11
エンジンを開けていくと、内部は想像以上に汚れているしパーツが痛んでいます(ry



ヘッド部分はタペット調整程度で終わるだろうと安易に考えていましたが、バルブのオイルシールを交換するために分解していくと、ロッカーアームのカムに接する面が割と荒れていました。最後のアームひとつが大きく段付きしていたため、カムシャフトのカムを確認するとカム自体も段付きしていました。あらら・・・






長く乗るつもりでエンジンを開けたんだから直すか・・・と部品で注文してきました。
高いです。シャフトを新品にするついでにロッカーアームも全交換します。

ほんとはロッカーアームシャフトもガリガリに傷が入っていましたが我慢です。

10年乗ろうと思っていましたが、すでに5年くらいの気持ちになっています。

ジムニー作業 エンジン取り出し

2015年09月07日 00時40分00秒 | ジムニー JA11
嫁に嫌味を言われながらも、平日の夜と休日を使ってチマチマといじっています。

いよいよエンジンを下ろすことができました。



80㎏と言われているエンジンですが、ヘッド部分を先に取り外していたので少しは軽くなったかと思いきや、なまら重い上にミッションとの切り離しに苦戦しました。
セルモーターを外さないでエンジンを取り出せると思っていたのですが、なかなか外れないのでセルモーターを外しところ、すんなり外れてきました。
そもそも、持てない重さではないはずだから、ある程度の高さまで吊り上げたら、あとは人力で地面に下ろすつもりそうと思っていましたが、予想以上の重さで腰を痛めそうな予感がしたので、そのまま手前に引き寄せながらチェーンブロックで下げました。



それでも重すぎて手前に引き寄せきれなかったため、板を当てて滑らせながら下ろしました・・・



エンジンを吊った段階で車を後ろに下げればよさそうですが、車庫内の余裕がありません。

積むときはエンジンをハンドウインチで手前に引きながらチェーンブロックで吊り上げてみよう。

ジムニー作業 給排気バルブを取り外し

2015年09月03日 09時00分52秒 | ジムニー JA11
エンジンのヘッドを下ろしたので、まずはアームロッカーを外してバルブを抜きました。



排気バルブは最初から交換を予定していたので、新品で3本購入済みです。
バルブは1本の単価が高いので、吸気バルブは再利用することとして排気側の3本だけ新品で組みます。

取り出した吸気側のバルブをクリーニングしていきます。
よく見ると、腐食したような、虫が食ったような状態です。(研磨後)





芯もよく見ると段つきしています。