時ならぬ雪が降ったぞ

今朝起き抜けに外を見ると雪が降っている。
県がんセンター病院のボランティアに出掛ける日なので、朝食を済ませた。
外に出るとボタ雪が吹雪状態に降り続いている。車にもびっしりと積雪だった。
とにかく、車の上の雪を振り下ろして、そろそろと車を動かした。
流石にどの車も慎重運転である。何時もは１５分程で着くのが、３０分程掛かっている。
ところが病院近くでは雨は降っていたが、雪は降っていない。
患者さんのひとりは、何時も１時間程度で着くのが、今朝は渋滞で２時間も掛かったと言う。
ただ１１時過ぎまで雨が降り続いていたが、帰宅する時は既に雪はすっかり消えていた。
時ならぬ雪の襲来だったが、今週中にも春の訪れが見込まれる様だと思う。

黒書院の六兵衛

浅田次郎の文庫本、「黒書院の六兵衛」を読んだ。
勝安房守と西郷隆盛の会談により、幕府側は江戸城も明け渡すことになる。
そこで急遽、官軍は尾張藩の加倉井隼人に先遣隊として、江戸城に向かわせる。
しかし、江戸城内を守る旗本達が離散するする中で、的矢六兵衛なる書院番の旗本が城内に居座る。
西郷隆盛には、全て穏便に江戸城を開城せよとの命がある為に、強硬手段が取れず排除出来ずに苦慮する。
一体この旗本は何者か？、次第に居座る部屋を格上げし、ついに御座所の黒書院に座すことに。
６ヶ月後に、ついに天朝様（明治天皇）が到着まで数日となる。
この間の、笑いあり、涙ありのこの物語は、ついに感動の結末を迎える。
瓦解する江戸幕府に残る、比類なき武士の感動の物語であり実に面白い。

　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　先のクイズ３題の答えを書いておこう
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１・　作業中（サ行に中）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２・　湿布薬（on　ship）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　３・　荒川区（あら　乾く）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　蛇足　滑り台の階段である。