ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

吉田修一著「国宝」を読んで

2019-02-24 12:54:20 | 読書
朝日新聞朝刊に連載のこの書。多くの方もご存知と思います。今回は単行本となったのを機に、カミさん共々読了いたしました。
大阪歌舞伎の重鎮花井半二郎の元で、ひとりは半二郎の御曹司、もうひとりは博多から逃げ出して来て部屋子(芸養子)となった若者が歌舞伎の道を歩き出す。
当然、師匠のあとを御曹司が継ぐと思われたが、部屋子の弟子が三代目の名跡を継ぐ事に。それが原因で御曹司は出奔。10年を経てようやく歌舞伎界に戻った御曹司と、主人公が互いに芸を磨き上げて、歌舞伎の世界で競い合う。

しかし御曹司は何んと、壊死の病で両足を切断するアクシデントから、早死にしてしまう。三代目花井半二郎が、幾多の苦難を乗り越えて芸を磨き、やがては人間国宝にまで登り詰める。しかし芸の道を探求するあまり、狂気とも思えるような様が出て来る。

歌舞伎好きの小生だが、随所に出て来る歌舞伎の演目や、歌舞伎座の周辺風景が、第三者が語り掛けて来るこの著書に深い感銘を受けている。


    
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

7-11は何処へ行く?

2019-02-24 10:10:01 | 独り言
7時から11時までの営業を謳って、業界を引っ張ってきたセブンイレブン。何時から24時間営業が普通になっているのだろうか?。深夜に働く人材不足から、24時間営業を辞めたい店舗に、契約違反を理由に1700万円余の請求に及んだと報道されている。
コンビにを始め、飲食業界でも、今や24時間営業が多くなっている。確かに深夜まで営業する店舗は、利用者にとって大変有難い。しかし深夜の利用者はどれだけ多いのだろうか?。
小生は24時間営業の店舗の利用はほとんどした経験がない。他の店舗との競合上だけでの24時間営業なら、辞める決断をすることも必要ではないかと思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする