昨夜の放映でNHK大河ドラマ「麒麟がくる」は終了した。史上に名高いクーデターを起こしたとされる明智光秀を主役に添えたドラマでした。
ドラマでは美濃の斎藤道三に薫陶を受けて、成長して行く若い光秀を描いていた前半の物語が印象に残っている。
そして否応なく時代に翻弄されながら、足利将軍、織田信長の下で戦のない平穏な生活を求めて苦悩する様が浮き彫りにされる。そして暴走を始めた主君信長との葛藤、さらに本能寺に討ち入りするのを決意し実こうする。
ドラマの主題である麒麟がくる時代の到来を夢見た明智光秀こそが、豊臣、徳川と続く時代へのひとつの流れを創った「麒麟」ではなかったのではないかと思う。本能寺の変の3年後、馬を疾駆させる明智光秀の行く先は何処だろうか?。
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