風になれたら

SUZUKI Bandit1250Sに乗って風になり
中島みゆきや渡辺美里を聴いて風になり
山を歩いて風になる

ばりほれとんぜ

2011-12-23 | 中島みゆき

赤坂にやってきた。TBSには南極大陸の大きな広告が掲げられていた。

そう言えば録画はしたけど第1回しか見ていない。もう終わっちゃったし。

中学生の頃に観た映画「南極物語」の夏目雅子が眩しかったのを思い出した。

本日のお目当ては中島みゆきの夜会 VOL.17 2/2だ。夜会ももうVOL.17か。

夜会を久しぶりに友人と観に行った。彼女は生みゆきは初めてだと言う。

2/2は歌が沢山歌われるので初みゆきとして問題はないだろう。

これがウインター・ガーデンだったら大変だ。犬となって転げ回るみゆき、槲(かしわ)の木となった能楽師が詠う。

2/2は再再演で以前観た事があるのだけれどストーリーはほとんど忘れている。だから新鮮な感じを受けるのかもしれない。

みゆきはオーラが出てるような存在感があるのにどこまでもどこまでも透明だ。

好きです、みゆきさん。

舞台も演出も隙がなく、一時も目を離す事ができない。そしてみゆきの歌で進行して行くストーリー、心地良い。

1幕が終わった休憩時間に2/2と言う名のカクテルを飲んだ。

ライチリキュールにグレナデンシロップとソーダ。甘々なのだ。

開演前にのし紙付きのお土産を買った。丁度僕で売り切れとなった。

箱の中身は文明堂のカステラだ。

久しぶりにカステラを食べたけど甘くて美味しかった。こちらは文明堂から贈られた特製巨大カステラ。

 

それから数日、自分の中で今回の夜会はかなり消火不良だったのでもう一度観に行こうと決めた。

前売りチケットは持っていないので当日券を買うことにした。夜会では予定を立てにくい人の為に毎日当日券が用意されている。

当日券は抽選なのでACTシアターの窓口で抽選券をもらった。抽選開始まで時間があったので広場でスケートをする人を眺めて過ごすことにした。

スケートリンク脇のスターバックスで血糖値の上昇を気にしつつも季節のおすすめのトフィーナッツラテを注文した。

恋人同士、友達同士、親子連れ、独りの人。スケートをしている人たちは誰も楽しそうに見える。長閑な風景だ。

抽選時刻が近づいたので窓口近くに向かった。時間になって応募者の出席が取られる。全員で13人だった。

そして抽選が始まる。当たれ!と念じた。「5番です」あっ、当たった。窓口でチケットを購入。なんと前から4列目、くじ運は強い。

2回目と言う事で展開が分かっているので歌われる詩を楽しむ事ができた。

みゆきの歌を聴くと映像が浮かぶのだが、夜会はみゆきの描く映像を感じる事ができるので贅沢だ。

休憩時間にジャスミンと言う名のカクテルを飲んだ。ピーチリキュールにジャスミンティーとソーダ。

お茶みたいに飲みやすい。ジョッキで行けそうだ。

帰り道、電車の乗り換え時にJRから地下鉄に向かう人々は酔いも回って幸せそうな顔に見えた。

ココロに余裕ができると道行く人も幸せに見えてくるから不思議なのだ。

同じ時代に生まれ、みゆきの歌に出会い、みゆきに会える幸せに感謝だ。

ばりほれんとんぜ!みゆきさん!

 

ばりほれとんぜはみゆきさんのニューアルバム「荒野より」に含まれる曲のタイトルだ。 

東京公演は終わり、来年2月に大阪公演が始まる。

 

コメント (6)
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