台風後の土手には

昨日は散歩を反対側の小さい川の方に行ってみた。大きい川が
氾濫しそうになると、溢流してこの川に流れるように作られている。

驚いたのはこの木。５メートルの高さはありそうなせんだんの木が
１本だけ、根こそぎ流れて来ている。

水門の排水溝付近に、大きな丸太が引っかかっている。
草やごみは水が来た付近には至る所に印のように
たまっている。

現在流れている川は中央の土層が見える部分。ここには笹や色々な
雑木も生えていたのに、流されたのかあちこちで土がむき出しに
なっている。凄い威力だ。普段は小さな川である。

手前の河川敷に大きな水溜りができ、青鷺・白鷺・カラスが
何羽も水浴びをしていた。スマホを構えると逃げてしまった。

丸い玉のようになっているのは、高さはこれでも３メートルくらい
有る。そこに生えていた木に、流れてきた木の枝などが絡みついて
いるのだ。対岸に見える藪が流れた方向になぎ倒されている。

少し大きくするとこんな風である。この先にもこんなゴミで
覆い尽くされた木が何本もあった。

全て今回の台風が大きかったのを物語っている光景だった。でも、
これくらいでここは済んだから良かったが、被害の大きかった
所を思うと・・・・・・。早い復旧を祈るだけだ。