オキザリスのピンク。オキザリスは種類も多いが、咲く時期も
まちまちだなぁ?どれも可愛くて好きだ。
後ろの赤い葉はお多福南天。既に色づき始めている。
のこん菊。これは一時増えすぎて困ったが、草取りをする時に抜き
すぎたか?少しになってしまった。寒くなると色が濃くなる。
1本が寝てしまって、各枝が上向いて咲いたので1本には見えない
面白い状態。
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こちらでは中秋の名月の日、収穫を祝う風習があった。各家々では唐ミイと
言う農具(ゴミと穀物をふるい分けるもの)の上にススキなどを飾り
ふかし芋などをお供えしていた。
夜になると子供達は連れ立って家を廻る。「お名月(みいげつ)おくれ」と
言いながら。お供えのふかし芋を家の人が一つづつくれた。ホンの1,2軒
お百姓で無い家は飴玉とかの場合もあった。それもまた嬉しかった。
我が家の子供達の時にはもう廃れていたかな?自治会で復活した所も
有るらしいが・・・・・・。仮装こそしないが、これは今流行っている
ハロウィーンと似ているなぁ。
北海道の苫小牧に住んでいた時はどうしてか夏だった。缶詰の缶で
自分で作ったカンテラを下げて家々を歩いた。掛け言葉は
「出せ!出せ!蝋燭出せ!出さんとかっちゃく(ひっかく)ぞ!」
どうしてか蝋燭をもらって歩いた。
うちの子供たちも住んでいた2年、みんなについて廻って歩いた。
飴玉や、お菓子、100円玉のお家もあって、子供達は喜んでいた。
収穫のお祝いとは意味が違うような???
やはり楽しかった体験はいつまでも忘れないものだなぁ。
思い出しながら顔が緩んでしまう。「思い出さん、こんにちは」
って歌が有ったが、この場合は「思い出さん、有難う!!」