1939年のミュージカル映画「オズの魔法使い」の劇中歌「Somewhere over the rainbow」は古今東西あらゆるミュージシャンに取り上げられてきた。
作曲者のハロルド・アーレン氏自身が楽曲の出来を気に入っていたと言うから、名曲は生まれるべくして生まれるものなのだろう。
クラプトンが歌うのもコンサートの終わりにふさわしい爽やかさと明日への希望を感じさせてくれる。
ハワイの「IZ」ことイズラエル・カマカヴィヴォーレのアレンジは今や世界中で愛されているようだ。
レゲエのようでいてレゲエでもない軽快なリズムと力の入っていないボーカルがいつまでも心に残る。
いい音響装置で大きなボリウムで聴いてみれば部屋中に彼のウクレレと声が響き渡る。
「IZ」バージョンは、ハワイの空にかかる虹を歌う新しい楽曲としての存在を知らしめたかのようだ。
トミー・エマニュエルのギター一本での演奏は、楽曲の完成度とアレンジの可能性をこれでもかと見せてくれる。
スピーディな運指とコードワーク、ギターファンは圧倒される。
「Playing for Change」の演奏もミュージシャン毎の個性が出ていて面白い。
名曲とは、歌って勿論のこと、インストルメンタルでも愛され続けていく。
Somewhere Over The Rainbow - Tommy Emmanuel (Cover)
Somewhere Over the Rainbow by Israel Kamakawiwo'Ole
La Garriga Is Playing For Change Too ( Somewhere Over The Rainbow)
Eric Clapton - Somewhere Over The Rainbow HD