ハワイのクムフラが作曲した名曲は数多い。
そのお孫さんがまた曲を作り受賞するなどという時代になってきた。
キリスト教の伝来はフラやハワイ語の使用を禁止したりという過去の歴史ももたらした。
70年代ハワイアン・カルチャー・ルネサンスのムーブメントは、そうした失われかけた文化の見直しとネイティブ・ハワイアンたちの自信回復のきっかけになった。
一時死語と化したハワイ語を復活させようとハワイ大学のラリー・キムラ氏やピーター・ムーンなどが、ハワイ語による楽曲を作り続けた。
今やクムフラがハワイ語で歌詞を書き、メロディをつける、フラの指導を行いフェスティバルに参加する、
賞をとって楽曲がヒットする、という図式が当たり前のようになってきた感がある。
もともとアジアから民族移動したと言われるポリネシア人たちの言語は、母音がついていて日本語とも似ている。
文字文化のない彼らの言葉はローマ字で表記され、そのアクセントや発音は音楽的だ。
ケアリィ・レイシェルは、静かな歌とメロディで日本のフラ愛好家たちに人気がある。
1961年マウイで生まれた彼が若い頃からフラや音楽を学びヒット曲を提供するようになった。
近年ではビギンの「涙そうそう」にハワイ語歌詞をつけて別物の曲としてヒットさせた。
スタンダード・チューニングで弾くギターからはしっとりとした日本人好みのフォークソングの香りがするようだ。
ピーター・ムーンの作った「E pili mai」も彼が歌うと別物に聴こえる。
単にコードアレンジだけではないアレンジを施すのもミュージシャンの力量だ。
Keali'i Reichel - E O Mai (HiSessions.com Acoustic Live!)
Keali'i Reichel - Maunaleo (HiSessions.com Acoustic Live!)
Keali'i Reichel - Ka Nohona Pili Kai 【720P】 涙そうそう
E Pili Mai by Kealii Reichel.wmv
Keali'i Reichel The road that never ends
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