歌詞に重きをおかない者にも、歌詞が気になったり感動したりすることがある。
モダン・フォークが全盛だった頃、吟遊詩人とかいう言葉をよく耳にした。
米ソがベトナムで代理戦争をしていた頃、日本は高度成長に追い立てられていて若者たちは混沌の中に夢を見失っていた。
反戦歌はそうした若者の心をつかんでなんらかの行動へ駆り立てようとした。
あの頃楽曲の歌詞に感嘆してメロディを口ずさんだ人が多かったし、歌詞を知らないと馬鹿にされたかもしれない。
音楽に政治性を持ち込むのは賛成ではないが、訴求力という意味で楽曲にメッセージ性があって当然だろう。
詩人という生き方はよくわからない。
でも普段見過ごしてしまいがちな小さな石ころを見て湧き上がる感情を表現できたら素晴らしい。
同じ楽曲を素直に表現する人もいれば、さらに説得力を強化する猛者もいる。
稀代のミュージシャンともなるとまるで異なる世界の展開をしたり、それがまた感動を呼ぶ。
音楽性、解釈と表現力、そこに人間の心が介在しないと物理的な現象になってしまう。
詩人という生き方が、気になる、、
Stevie Wonder - Blowin' in the Wind Bob Dylan - The 30th Anniversary
Bob Dylan & Ron Wood & Keith Richards-Blowin' in the Wind (Live aid 1985)
Blowing In The Wind (1963) - Bee Gees
Joan Baez & John Denver - Blowin' in The Wind (Los Angeles, 1983)
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