夢の介音楽夜話

音楽、アート、グリーン、クラフトなどなど徒然なるままに

ヴァイブの響き

2015年09月27日 | 音楽



先日、大学時代ヴィブラフォンを叩いていたK君のことを思い出していた。
バンドの仕事を控えて準備している時に彼がつかまらない時は、手分けして雀荘に探しに行ったり、何かと話題を提供してくれた。

寂しがり屋の彼は三鷹の下宿にはほとんどいなくて友人宅を泊まり歩くといった日が多かったように思う。
親分肌で、後輩に何かしらおごったり、友達が多くて麻雀の付き合いも多かった。

そんなわけで理工学部の学生だった彼は最終年次に単位が足りなくなった。
同じ学部のS君はなんとか卒業できたのだが、家業を継ぐために彼は郷里へ帰ることになった。

しかしバブル崩壊後の日本経済は減速どころか、廃業などに追い込まれる不況に見舞われた。
それから連絡が途絶えたので心配していた。

でも明るい彼のこと、元気にやっていることを信じて学生時代のエピソードを思い出していた。


ヴィブラフォンの音色が好きだ。
いまやキーボードで似たような音色が出せるが、マレットで叩く金属的な音とローターで廻るアナログビブラートが心地よい。

マレットを複数本持って、和音を出すのがまたかっこいい。
ダンパーを踏む音とか、ライブで聴こえる音があって、これがまたいいものだ。

女流奏者のスーザン・パスカルさん、シアトル在住らしい。
シアトルといえばハワイ島生まれのギタリスト、ブライアン・ノヴァが住むところ。

彼が来日した時、銀座の女流ヴァイブ奏者の紹介で新宿DUGでライブをやったそうだ。
ジャズの世界も横のつながりがあるということか。

ドラムスもベースもギターもいい。
楽しそうに演奏しているのがこれまたいい。



Susan Pascal Quartet 'Cubano Chant' | Live Studio Sessions

Susan Pascal Quartet 'All Heart' | Live Studio Sessions

Susan Pascal Quartet 'Double Guatemala' | Live Studio Sessions


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