西やん中洲にいます。

西やん67歳、日々の出来事独り言

何もない日467 【中国の勝手な言い分】

2024-09-29 20:03:40 | 何もない日
こんばんは。

今日も「何もない日」。
家でテレビを観ていると、昨日からですが、時々「ニュース速報」が。
内容は、自民党総裁となった石破氏の党人事、明日首班指名されるであろう石破総理大臣の内閣人事に関するもの。
ただ、気になったのは高市氏が固辞したとのこと。
高市氏については、総裁選後の報道では、「靖国神社参拝を宣言したことが、中国、韓国との関係を悪くし、それを嫌うアメリカの特に民主党からも反発を受ける」という点と、「高市氏では選挙に勝てない」との見方。
国民民主党の野田代表などからすると、高市氏、小泉氏であればツッコミどころはいろいろあるが、石破氏になると野田代表と同じ年。更に、考え方もあまり違わないとのこと。
「裏金議員」も含め、挙党一致で、『自民党が変わった』ことを示さないといけない時に、高市氏など、石破氏の人事を固辞するのは。いかがなものか。

【中国の勝手な言い分】
28日の国連総会の一般討論演説で、中国の王毅外相で台湾問題に関して、1971年の国連総会で採択された国連における中国代表権を定める「アルバニア決議」が「台湾を含む中国全体の国連での代表権の問題を完全に解決している」と述べたとのこと。

その上で、「二つの中国」や「一中一台」(一つの中国、一つの台湾)は明らかに存在せず、この原則から「グレーゾーンやあいまいな空間はない」と述べたとのこと。(フォーカス台湾日本語版)

更に、
湾問題に関して「中国は必ず完全統一を実現し、台湾は必ず祖国の懐に戻ってくる」と訴えた。さらに、王氏は「これはいかなる人間や勢力も阻むことのできない歴史の大勢だ」とも述べ、台湾への支援を続ける米国などを強く牽制(けんせい)した。(産経新聞) 

それに対して、台湾外交部は、
中華民国(台湾)と中華人民共和国が互いに隷属していないことこそが、台湾海峡を客観的に見た現状で、国際社会が公認する事実だと言及。アルバニア決議について、台湾に触れておらず、台湾が中華人民共和国の一部であると認めていない上に、中華人民共和国に国連で台湾を代表する権利を与えていないため、台湾とは無関係だとした。さらに、台湾の民選による政府だけが国連などの国際機関やその他の国際的な場で台湾を代表できると改めて強調したそうです。(フォーカス台湾日本語版)

南シナ海などに関しては、
王氏は「真の多国間主義を実践し、覇権主義や強権主義に反対する必要がある」と主張。グローバルガバナンス(多国間統治)を「公正で合理的な方向に発展するよう推し進めるべきだ」と述べ、米国が主導する現在の国際秩序への対抗姿勢をにじませた。 

また、王氏は「いかなる勢力がアジア地域で波風を立て、対立を扇動することにも断固として抵抗する」とも強調した。フィリピンとの対立が激化している南シナ海の領有権問題などで、「域外国」とみなす米国の干渉を拒む姿勢を鮮明にした。(以上、産経新聞)

中国の主張、どう思います。
南シナ海に、勝手に領有権を主張し、線を引いて国際法などを無視して「自国領土だと主張して」、関係する周辺国、特に、フィリピンを大国が小国をいじめるような態度で、力で押し切っている。

ロイア同様、(西側からみれば)勝ってな言い分。

ちなみに、中国外務省の会見で、日本の自民党総裁に石破氏が選出されたことに対して、石破氏が少し前に台湾を訪問していることに振れ、「日本の国会議員が台湾を訪問することには断固反対する」と。
石破さん、中国には強気で頑張て下さい。

では、また。



何もない日466 【中国の脅威】

2024-09-28 19:26:37 | 何もない日
こんばんは。

大谷選手の悲願であった、ドジャースの地区優勝が達成されました。
ニュースには、久しぶりにデコピンと真美子夫人も出てきました。
その大谷選手が、ホームラン53-盗塁57としていたのですが、今日、54号のホームランを打ったとのこと。『55-55』も達成できるかも知れませんね。更に、残り2試合ですが、『三冠王』の可能性も出てきたと。
このところ、ヒット数も多く、打率が1位になる可能性もあると。

そうなると、「DHでの受賞者はいない」MVP初のDHでの『MVP』受賞、それも、2年連続。あり得るかも知れませんね。
期待したいと思います。

【中国の脅威】
深圳市の日本人学校に通う10才男児が、母親と通学中に中国人の44才の男に刺され、亡くなる事件が発生しました。

ただ、この事件に関しては、中国の国営、または、政府寄りメディアは取り上げていないとのことでした。
日本政府は、以前から中国のSNS上に「反日」を煽る投稿や、「日本人学校がスパイ養成機関だ」などとする偽情報があふれているため、中国政府にSNSの投稿を取締り、削除するよう要請しています。

ただ、中国政府は、それらのSNS上の投稿を以前から全く取り締まる様子はありません。
中国といえば、SNSで政府や共産党に対する批判など、政府が有害と判断したSNSの投稿は、瞬く間に削除されます。また、場合によっては、投稿者を限定し拘束したりもします。

要は、SNS上にあふれる「反日」投稿を削除するなど簡単なことであるのに、あえてしていないということです。

【中国の脅威】
韓国からのニュースで。
韓国軍が基地内や北朝鮮との国境などの監視のために設置していた(中国製)「監視カメラ」に中国製のある部品が取り付けられており、その部品は、撮影している画像を、リアルタイムでネットワーク経由で、所定のサイト(中国内)に送信するように設定されていたとのことです。

韓国軍は、調査の結果、約1300台を回収し、「画像がネットワークを経由して外部に流れた形跡はない」と発表したとのことです。

アメリカが、中国のファーウェイ製などの通信機器を締めだしたことがあります。日本でも、公的なところでは同様の措置がとられていると思います。
韓国軍の「監視カメラ」のニュースを観ると、たとえ民生品であろうとも、中国製のもに、何が仕掛けられているか分からない、という脅威があります。

【中国の脅威】(朝日新聞デジタル)
2022年の6月から8月にかけて、日本国内の福っすのサイトに「沖縄の日本からの独立」を取り上げた記事が、複数のサイトに12本掲載されているのが確認されたとのことです。

サイト名には「ジャパン」「東京」「横浜」など日本の国名や地名が含まれているものが大半で、いずれもフレスリリースを掲載するサイトの体裁がととられていたとのことですが、サイトで使われている文字は、複数の単語で、中国の簡体字が使われていたとのことです。

その記事で登場する龍谷大学の松島共助は、研究組織「琉球民族独立総合研究学会」で、かつて共同代表を務めていたそうですが、松島教授は記事にあるような取材を受けたこともなく、発言内容もおかしいと訴え、「完全な偽情報だ」と述べているとのこと。

更に、朝日新聞が記事が掲載された運営元のサイトを特定し、取材したところ、その内1社が「あるお客様から記事の掲載依頼があった。沖縄の独立に関する記事を掲載する取引をしている」と認めたとのこと。

情報源がどこであるかは特定できていませんが、おのずと推測できのではないかと思われます。

【中国の脅威】(NHK)
先日放送された、NHKスペシャル「調査報道 新世紀 File6 中国・流出文書を負う SNSが狙われている」

中国のサイバーセキュリティ企業のものとされる内部文書が流出しているのが発見されました。i-SOONというサイバーセキュリティ会社の内部文書ですが、流出した内部文書には、各国の政府機関や市民の情報とみられる大量のデータ、中国当局の名前が記されたリスト。サーバー攻撃の手口や実体、さらに「認知戦」と呼ばれる新たな戦争の姿も浮き彫りになったとのことです。

番組の中では、その流出文章の信ぴょう性を確認するため、文章に関連すると思われる国への取材も行い、実際のものであることを確認しています。

その文章の中には、「SNS乗っ取り」の方法と、それに使用する開発されたアプリのことも記載されているということで。
事例として。
中国当局を批判し、アメリカに逃れれいる中国人の男性が、同胞とSNSでやりとりをしているのですが、その男性のアカウントが盗まれ、男性のアカウントで「当局を擁護し、批判する者を批判する投稿」を勝手に発信しているとのこと。目的は、「分断」させること。

また、別の例では。
台湾で、SNSが乗っ取られ、「インド人を入国させると性被害が拡大する」という情報を拡散。特に、若い女性にその情報が広まり、SNSに扇動され、「インド人の入国反対」のデモまで起こったと。
これも、ニセ情報を流して、混乱や分断を煽る手法であると。

【余談】
アメリカの大統領選で、ハリス氏とトランプ氏の討論会がありましたが、その際に、トランプ氏が「ハイチ移民が、住民のペットの犬や猫を食べている」という発言をしました。

討論会の司会者が、ファクトチェックで「現地の市役所に確認したところ、その様な情報はない」と発言内容を否定しましたが。
トランプ氏は、「テレビで観た」などと更に発言しました。

共和党の副大統領候補も同様の発言をしています。
更には、あのイーロン・マスク氏も。

これ自体は中国とは関係ないかも知れませんが、この様な根拠のないニセ情報(実際には、ある女性のSNSでの発言が元だったそうですが)を、真に受けて信じ込んでしまう人が、大統領候補、副大統領候補って。

もし、当選したら、ニセ情報で簡単に操られてしまうのではと、怖いです。

以上、いろいろ書いてしまいました。
では、また。




何もない日465 【ダウンロードした曲】

2024-09-23 19:06:25 | 何もない日
こんばんは。

3連休も終わりです。
今日は「立憲民主党」の代表選挙の日で、午後、NHK総合で最初からずっと生放送していました。結果は野田さんが新代表になりました。

候補者4人ともが「政権交代」というワードを述べていたのですが、はて、今の「立憲民主党」に政権を担うだけの実力と人材が居るのか。
確かに、今は、「政治と金」の問題、「政治と宗教」の問題で、自民党にはツッコミどころ満載ではあります。

自民党の新総裁が選ばれ、早い時期に「解散総選挙」が行われたとして、自民党が「裏金議員」を擁立・推薦するのか。その選挙区に(裏金議員の立候補の有無とは関係なく)対抗馬を出馬させるとして、野党の統一候補にできるのか。「日本維新の会」に、全国規模の話題になってしまっている兵庫県斎藤知事の影響はないか。

国民が(自民党にいろいろ問題があるとしても)「政権交代」を望んでいるのか。そう遠くない時期に結果は出ると思います。

【ダウンロードした曲】
また、曲をダウンロードしました。
本格的には、明日の通勤時から聞きます。

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1:あいみょん「猫にジェラシー」

同名のアルバムに入っている曲です。

あいみょん – 猫にジェラシー【Live】
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2:米津玄師「がらくた - JUNK」

映画『ラストマイル』の主題歌として書き下ろされた曲です。

米津玄師 - がらくた Kenshi Yonezu - Garakuta JUNK
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3:Mr.Children「in the pocket」
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4:サザンオールスターズ「ジャンヌ・ダルクによろしく」
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5:ギヴン「冬のはなし -with 立夏ver.-」
ギヴン×冬のはなし -
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6:緑黄色社会「僕らはいきものだから」

「第91回(2024年度)NHK全国学校音楽コンクール」(Nコン)中学校の部課題曲として書き下ろされた曲です。

緑黄色社会『僕らはいきものだから』Official Video / Ryokuoushoku Shakai – Bokurawa Ikimonodakara
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7:syh「海へ」
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8:あいみょん「ラッキーカラー」

あいみょん – ラッキーカラー【OFFICIAL MUSIC VIDEO】
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では、また。


何もない日464 【日曜討論】

2024-09-22 20:19:18 | 何もない日
こんばんは。

能登地方の豪雨災害、能登地震の傷も癒えない状況での再度の大災害。
心よりお見舞い申し上げます。

昨日の夜は、福岡県、佐賀県には「竜巻注意報」が出されました。
雨雲レーダーを観ると、北九州から長崎までを覆うくらいの強い雨雲が対馬と壱岐の間くらいにあり、次第に南下してきていました。

幸い博多は、その中でも雨雲の薄い部分が通過してくれたこともあり、強烈な雷雨とまではいかず済みましたが、日中から何度か激しい雨が降る時間帯もありました。

明日は、前線は太平洋まで南下して天気は回復するようです。
まだまだ、台風シーズンは続きます。気を付けたいですね。

【日曜討論】
日曜日は、朝7時からはフジテレビ系の『ボクらの時代』を観て、TBS系の『がっちりマンデー』を観て、日本テレビ系の『シューイチ』を観るのがパターンなのですが。

今日は、『ボクらの時代』の後、そのままフジテレビ系の『日曜討論  THE  PROME』を観ました。

「中国深圳での日本語学校の男児刺殺事件」直後ということもあり、特に『対中国』というところで、総裁選候補者が何を述べるのか。それを聞きたいと思ったからです。

やはり、事件についての中国外務省の会見での発言での「この種の事件はどこの国でも起こりえる」との発言に対して、「どこの国にでもあるものではない」との意見や、「以前から中国のSNSでは日本人学校に対する非難、中傷などの投稿があふれていた。そこを制限するなど対策を講じてもらう必要がある」などの発言がありました。

そして、6月の蘇州市での母子傷害事件の犯人も確保されていながら、その動機の部分については何の発表もありません。今回も、まだ何も発表はありません。都合の悪い事は隠す中国。「反日」が原因なのか、そう思ってしまいます。

今日の話題の中で私が気になったのは、『中国軍機の領空侵犯』の問題です。
8月26日(月)に発生した中国軍のY-9情報収集機の初の「領空侵犯」がありました。
航空自衛隊機がスクランブル発進をして対処しているのですが。

中国外務省は、「中国側はいかなる国の領空にも親友する意図はない」と述べています。ただ、事実、領空侵犯は行っており、何度か旋回した後に2分間だけ領空を侵犯しているのは、意図的とみるべきでしょう。
ちなみに、領空侵犯があった場所に近辺には、航空自衛隊、米軍が訓練を行う空域があるとのこと。
また、専門家からは「日本側の対応をみているのではないか」という意見もありました。

総裁選候補者からは、まあ石破さんですが、「航空自衛隊機が対処するのは、あくまでも『警察権』の範囲によるもの、なので、警告射撃まではできても、実際に撃つことはできない。その規定などの検討が必要。」
そうです、中国やロシアも、日本の航空自衛隊戦闘機、それに、海上自衛隊の艦船も「実際の攻撃はしてこない」と見透かしているのです。

『警察権』による。とは、警察官が「銃」を帯同していたとしても、その使用に関しては厳格に規定されています。「警告(威嚇)射撃」があり、実際に相手に対して発砲する場合も、「正当防衛」であることが求められます。

これを、航空自衛隊の戦闘機のスクランブル発進で言えば、2機で対処する訳ですが、無線で「警告」を行い、何度かの警告に従わない場合には「警告射撃」を行います。横に並び、前方に射撃を行う。
相手機が交戦してきた場合、規定からいうと、攻撃されて初めて「正当防衛」としての反撃ができます。ただ、2機で対応していますが、もう1機は自分が「狙われた」訳ではないため、規定上は反撃できません。

これが現在の「交戦規定」。これで、空自のパイロットは実戦になった時に、相手機が交戦してきた時に、日本領土への攻撃を防ぎ、なおかつ、パイロット自信を守れるのかという問題があります。

それは、海上自衛隊の艦艇についても同じ。
自衛隊は、過去に「レーダー照射された」などの「危険な敵対行為」を受けた事例はありますが、その場での対抗措置はとっていません。というかとれません。
なので、よく言われるのが「これが米軍なら攻撃していた」です。
つまり、「交戦規定」、「交戦に至るまでの決まり事が全く違う」のです。
パイロットの判断で行えるのは、「正当防衛」での反撃まで。
それでは、どんなに装備を揃え、近代化しても、「攻撃」するまでの手順に手続きを要していたら、その間に撃墜されて終わりです。

その辺りについて、まだまだ「タブー」というか。
防衛に関することは、反対意見も多く、なかなか「議論」が進まない部分。
そんな事を言っている間に、万一が起こるかもしれません。
その時に慌てても、もう遅い。

され、次のリーダーは、この問題だけではありませんが、何をどう、優先的に進めていくのか。
今は、「総裁選」での物言い。
実際に「総理大臣」になってからの所信表明演説は、しっかり聞かないとですね。

では、また。


何もない日463 【報道規制】

2024-09-21 07:47:50 | 何もない日
おはようございます。

2週連続の3連休です。
でも、この3連休はお天気が悪そうです。
一度は中国大陸に上陸した台風14号。みごとなUターン。温帯低気圧に変わったとのことですが、3連休に影響しそうです。

【報道規制】
今朝見た「読売新聞オンライン」のニュース。
「深圳の男児刺殺、中国官製メディアほぼ沈黙・・・SNSへの投稿は続々と削除」

18日の朝に発生し、19日に襲われた10才男児が死亡した、深圳市で日本人学校に登校中の男児が、44才の男に刺され死亡した事件。
中国当局が厳しい情報統制を敷いているとのことで、事件があった事実が広がることすら警戒している可能性があるとのこと。

現場での取材も、日本メディアと香港メディアが中心で、中国メディアの姿はほぼ見かけなかったとのこと。

中国メディアは、共産党の宣伝部門の管理下にあり、報道内容も厳しく規制されていてとのことで、突発事件が起きた際、内容にばらつきが出ないようにするため、各メディアは「新華社通信」の原稿を用いる指示がでることが一般的とのこと。

しかし、今回の事件は、新華社でも発生を報じず、官製メディアはほぼ沈黙したとのことです。

日本では、現地の映像や日本人学校の校長、弔問に訪れた中国人市民の声などが盛んにニュースに流れましたが、当の中国国内では、ほぼ発生事態が報じられていないとのことです。

報道が低調なのは、男児を悼む声の高まりが事件を防げなかった政府への批判に転じることや、日本への同情や反感が広がって収拾がつかなくなる事態を避けるためとの見方があるとのこと。

事件についての中国外務省報道官の発言、対応も、「どこの国でも起こりえる個人による犯罪」という扱いで、詳しく述べることはなし。

これが逆であれば。
「尖閣諸島の国有化」に中国が反発していた時期に、中国漁船が海保巡視船に衝突してきた事件の映像が流れましたが、中国では事実が歪曲されて報道され、逮捕された船長は、当時の民主党政権が中国との関係を考慮し、船長を釈放。帰国した船長は英雄視されました。
更には、中国国内での「反日運動」に拍車をかける結果となりました。

中国政府の都合のいい判断、対応です。
SNSの投稿も、6月に蘇州市であった日本人母子ら3人が襲われ、中国人女性が死亡した事件では、IT大手各社が反日感情をあおるSNSの投稿を規制したとのことですが、今回の事件に関しては、反日感情をあおる内容だけでなく、供花された写真の投稿なども対象となったとのこと。

事件の発生事態を「報道規制」しているとのことです。
深圳日本人学校に献花に来た住民は、日本の報道を引用したSNSの投稿や、日本に住む家族らからの話で事件を知ったケースが多いとのこと。
SNSを見て供花に来た男性は、「報道されない状況が理解できない」と憤り、事件の背景を公表しなければ「同様のことが繰り返される」と指摘。
別の女性も「政府は何かしらの影響を恐れているのでは」と当局への不信感を募らせたとのことです。

そして、当の深圳市の日本人学校。学校の正門にある「日本人学校」の文字を布で隠しているとこと。

「反日」「抗日」教育を続けている中国政府。自分達が行ってきた「教育」により「反日感情」を煽ってしまうことを警戒し、更には、それが中央政府への「不満」に拡大しないよう、根本から根絶してしまう。

『報道規制』を行わないと体制を維持できない国って、何なんでしょう。
これだけ日本で報道されている事件について、発生元の中国では、ほぼ報道されていない。つまり、中国の国民はほぼ知らないということ。

これでは、原因の究明や、対策など進めようないですよね。情報が公開されない訳ですから。中国政府側から日本政府側に一方的に伝達される情報のみ。
中国に駐在員を派遣し、特に家族を同伴している企業は、対応に追われています。

こういうところが、「中国を信頼できず」、「離れていく」企業などが増え、中国政府が期待する海外からの投資が増えるどころか減り続ける原因の一つだということ。分かっていても、「体制維持」のためにはこうするしかない国ということです。

では、また。