西やん中洲にいます。

西やん67歳、日々の出来事独り言

福井人が九州に来たら12 【お盆】

2015-08-10 21:09:54 | 福井人が九州に来たら
もうすぐお盆ですね。

私の生まれは福井県福井市。
私の記憶では、お盆と言っても、特に変わったことはなく、お坊さんがお経をあげに来て下さったり、墓参りに行ったり。

それ以上に、県外に出ている兄弟が帰ってきたり。それくらいでしょうか。

私が初めて経験した九州のお盆が、かみさんの実家のある天草のお盆。

天草の中でも、実家のある地域は、初盆を迎えた家が、精霊船を造り、夜に海に流します。

また、初盆の家は、お墓の前に竹で組んださおに、三段くらい提灯を提げます。夕方にはお墓にお詣りにいきますが、お墓のあたりでは、あちこつで爆竹がなり、ロケット花火がヒューンといって飛び、それはそれはにぎやかです。

夕方、あちこちから精霊船が家族、親戚にかつがれ、港に向かいます。

私も、かみさんのじいちゃん、ばあちゃん、おやじさん、親戚のおじさんなどの何回か、精霊船をかつぎましたが、港に向かってかついでいくと、足元に爆竹を投げられます。それも束。

パンパン、熱いのなんのって。

港に着くと、親戚や知り合いの船(漁船)に精霊船を乗せて、沖合に持っていき、流します。

精霊船自体は4人でかつげるくらいの大きさです。船には帆もたてます。

船で沖合に運ぶ間も、爆竹やロケット花火をばんばん飛ばします。

とにかく、賑やかなお盆です。

長崎が精霊流しで有名ですが、あそこまで船は大きくはありません。ただ、天草でも、この風習があるのは限られた地域だと思います。

とにかく、福井人の私からすれば、びっくりするようなお盆です。

福井人が九州に来たら11 【カツ丼】

2015-06-26 20:19:20 | 福井人が九州に来たら
今日は、携帯を忘れてはいません。ただし、電池の残りが少ないので、仕事の具合にもよりますが、どれだけアップできるか分かりません。

今回は、カツ丼の話。

これは、九州どうこうではなくて、福井が他と違っています。

『秘密のケンミンショー』などで見た人もいるかもしれませんが、福井ね『カツ丼』は、ソースカツ丼です。

玉子でとじてしません。

どんぶりに白ご飯。その上に一口カツを並べ、ソースだけかかっています。
すごく、シンプル。それだけなんです。

なので、カツの味とソースが決め手。

また、写真がなくてすみません。

ヨーロッパ軒というお店があって、ここのカツ丼は、そんな感じです。これが美味しい。

なので、私は、カツは食べますが、カツ丼はあまり好んで食べません。
衣に水分か染みているのも、あまり好きではないんです。

カツ丼と言えば、一昔前の刑事ドラマの取調室で容疑者に食べさせるのが定番でしたね。
今は、そんはシーンはほとんどありませんが。

九州とは関係ない、福井のカツ丼の話になりましたが、もし、福井に行くことがあったら、『ソースカツ丼』を食べてみて下さい。

福井人が九州に来たら10 【かにの話】

2015-06-20 21:46:41 | 福井人が九州に来たら
私の生まれは福井県。昔の言い方をすれば『越前』です。

今はブランドになっている『越前かに』の本場です。

種類は、ズワイガニです。雄です。
雌は、地元ではセイコガニと呼んでいます。

ズワイガニは、地元ではなく、東京や大阪など大都市に出荷されるので、なかなかありつくことはなく、もっぱらセイコガニを食べていました。雌なので、外子と言って、お腹に卵を抱えています。

小振りですが、なかなか美味です。

ズワイガニは、山陰に揚がると『松葉がに』になります。同じものです。

一方、九州に来たら、ワタリガニになりますね。ズワイガニ系からすると、足が短く、足の身を食べるのは面倒だと感じました。

天草の松島と言う、天草五橋を渡ったところから、少し奥に入ったところに姫戸と言う町があります。そこでは、ワタリガニのコースが食べれました。今もあるかな?
佐賀にも、○崎がに?何だったかな?ありますね。

北海道とかは毛ガニですね。

でも、私はやはり、ズワイガニがいいですね。

夜の仕事をしているところの近くには、『かに本家』があります。大阪なら『かに道楽』でしょうか。福岡には、他に『甲羅』と言うお店もありますね。

福井人が九州に来たら9 【イカの話】

2015-06-20 20:41:35 | 福井人が九州に来たら
私が九州、それも福岡へ来るまでのイカの刺身のイメージは、『白くて、ちょっとべっとりしている』感じ。

福岡で、『いかの活け造り』を食べて、そのイメージは一変しました。

透明で、こりこりした食感で、それも、まだ生きていて。

いかの刺身のイメージは、白いもの。
もちろん、生きてはいません。
種類は詳しくはないですが、スルメイカとかでしょうか。

熊本に行った時は、甲イカでした。ちょっとまるっぼくて、足の短いやつ。

福岡に来たら、剣先イカとかヤリイカですね。本場は、佐賀の呼子でしょう。

今は、輸送の技術が進んでるので、生きたまま結構遠くまで運べるようになっています。

なんだか、食べたくなってきました。

福井人が九州に来たら7 【魚の話2】

2015-06-15 21:59:18 | 福井人が九州に来たら
魚で、次に驚いたのは。『きびなご』です。

初めて見ました。

同じくらいの大きさの魚と言えば、わかさぎぐらい。

これも、最初に食べたのが刺身でした。
小さい魚ですが、美味しい。
天草の方で、よく行商の様にトラックで売りに来たりしていたので、刺身を食べたいと言うと、『面倒なんよ』と言われ、諦めたことも。
実家の近くのスーパーで、刺身にして置いてある時は、食べさせてもらいました。

息子が小学校高学年の頃に、釣りにハマった時期があって、港の岸壁に釣りに行きました。なかなか釣れなくて。
そしたら、通りがかりのおじさんが、きびなごなら、よく釣れるよ。と教えてくれました。

翌日、長女と息子を連れて、きびなごを買って岸壁へ。針に、きびなごをつけて、ただ垂らしていると、地元で『がらかぶ』だったかな、おこぜの小振りのやつが釣れました。
スーパーだと、小さくても、いい値段します。

しばらくすると、かみさんが、次女を連れてきて、竿がなかったので、棒を拾って、それに糸と針をつけ、きびなごを付けて釣り始めました。
さすが、地元の子?これが一番釣れた。
悔しいくらいに。

話は、ちょっと外れましたが、きびなごも、驚いた魚です。