こんばんは。
今日も咳が治まらず、「リモート」での勤務としました。
朝、SIさんから「出向」に関する処理の不具合の連絡があり、対応していましたが、午後にSOさんから別途連絡があり、『定額減税』に関する修正が6月からの実施を前に進んでいないようで、明日、K部長に相談の上、私も修正に参加するかもしれないとのことでした。
『定額減税』自体がそんなに簡単なものではありません。「減税」できなければ翌月繰り越しですから。それも、人によって「扶養親族」の人数も異なり、月毎の「所得税」も異なるので、全員の『定額減税』が完了するのがいつになるのか。
更には、例の「給与明細への明記」。
今年だけのもの。
『定額減税』を受けたとして、どれだけ実感できるのか。
いろいろ考えたら、『給付』にした方が、受け取る側は実感があったはずなのに。と文句を言ってもしかあたりません。
まあ、自民党が、岸田首相が、岸田政権が不評を買うだけですから。
【ロシア領内攻撃の可否】
ロシアの『ウクライナ侵略』が開始され、現代の『戦争』の一部を私達は垣間見ています。
ロシアと比較して、圧倒的に軍事力が劣るウクライナが善戦しています。
そこには、『ロシア軍のおごり』があり、また、ウクライナの『弱者の闘い方』がはっきりと見えてきました。
今は、両軍で使用していますが、そこには『ドローン』(無人機)の多用が象徴的に行われています。
もちろん、本来の「ドローン」の用途である『偵察』、『監視』。
目標を上空から捉え、その位置座標を「砲撃部隊」に伝達し、ピポイントで砲撃する、という利用です。
その後、この戦争の初期から、「ドローン」に小型爆弾(手りゅう弾程度のもの)をつるし、上空から戦車などの車両、塹壕、敵兵の上に投下し爆発させるという手法がとられ、現在では、より大きな「ドローン」に爆薬を搭載し、オペレーターが操縦して、戦車などの車両などに突撃し、破壊するというものもあらわれています。
そして、少し前から始まっているのが、ロシア領内の軍施設(空軍基地など)や、エネルギー施設へのドローン攻撃で、先日はウクライナ領から1300kmの距離にある武器製造工場への攻撃も行われるほど遠くまで「ドローン」を飛ばすこともできるようになっています。これらは、ウクライナが独自に開発、製造しているものです。
今、ヨーロッパ(EU、NATO)で議論されているのが、ウクライナが西側諸国(アメリカ、ヨーロッパ各国)から供与された武器(ミサイルや砲弾)を使用して、『ロシア領内への攻撃』を行うことを認めるかどうかです。
「ドローン」での攻撃とは比べ物にならない破壊力のある「ミサイルなどの武器」をロシア領内の軍事施設に限定して、使用を認めようという動きです。
その理由は、現在、ウクライナ北東部のハルキウ州などロシアと国境を接している都市などにミサイルや爆弾での攻撃が行われていることにあります。
そのミサイルや爆弾、砲弾は「ロシア領内」から発射されたもので、「ロシア領内」への攻撃を認めないままでは、防空システムで飛来するミサイルなどを撃ち落とすしかないのですが、その防空システムも十分ではありません。
そうなると、ウクライナは「やられっぱなし」となります。
そのため、『ロシア領内の軍事施設』(ミサイルを発射する基地、ミサイルや爆弾投下する航空機がある基地、など)への直接攻撃を認めようというものです。ロシアの「攻撃」の「根本」を破壊しようというものです。
まだ、議論が進んでいる訳ではないのですが、各国から「容認」の意見が出てきています。いずれ、近いうちに「ロシア領内への直接攻撃」が認められるものと思います。
そうなると、懸念されるのが、『戦争の拡大』です。
西側(アメリカ、ヨーロッパ諸国)は、あくまでも戦っているのはウクライナというスタンスは崩さないでしょうが、ロシアがどう出てくるかは分かりません。
国力の弱いバルト3国、フィンランド、スウェーデン、ポーランドなどロシアに(距離が)近い国に対して、何等かの攻撃をする可能性もあります。
その場合、これらの国はNATO加盟国なので、NATO加盟国が結束して対処することとなります。(それを恐れて、ロシアが何もできないということも考えられますが)
そういう「戦争の拡大」が起こった場合、ロシアと北で隣接する日本はどうか。北方で何か起こることはないか。
ロシアと協調して、北朝鮮や中国が動くことはないか。その場合、台湾、韓国、そして、日本への何等かの「攻撃」が始まる可能性もあります。
そういう意味で、ウクライナの(西側供与の武器での)『ロシア領内攻撃』を容認し、実際に始まるか。
日本からは遠いところで行われている「戦争」ですが、そこから「飛び火」してくる可能性もある『動き』ということになります。
非常に『注視』しておかないといけない事柄であると思います。
「停戦」などは、まだまだ望めない状況なので、『注視』しておきたいと思います。
では、また。