西やん中洲にいます。

西やん67歳、日々の出来事独り言

今日のいろいろ1320 【欧州の右傾化】

2024-09-30 20:56:53 | 今日のいろいろ
こんばんは。

石破自民党総裁は、明日、臨時国会で「首班指名」に臨み、「第102代内閣総理大臣」になる予定です。
自民党の主要ポストの発表もあり、明日は組閣となります。
ただ、10月9日衆議院解散、15日衆議院選挙告示、27日衆議院選挙投開票という予定で進められるとのこと。ちょっと、これまでの発言とは異なり、急ぎましたね。

各党、準備はバタバタでしょう。
特に、自民党は、「裏金議員」などの処遇(党推薦するか)の決定について、「納得のいく説明」が必要となるでしょうから、それで国民の信頼を受けられない可能性も。ある意味、「綱渡り」的なところはあるような気がします。
しばらく、様子を見ておく必要がありますね。

【欧州の右傾化】
今日の(読売新聞オンライン)で、
「オーストリア総選挙で極右野党が第1党、元ナチス関係者らが結党・・・欧州政治の右傾化が鮮明に」という記事がありました。

オーストリアで29日、国民議会(下院、任期5年)の総選挙が行われ、反移民などを訴えた極右野党・自由党が、初めて第1党になったとのことです。
ただ、単独過半数には届かず、政権奪取の成否は、今後の連立交渉次第とのこと。
また、議会、内閣とは別に「大統領」が選挙で選ばれており、その大統領が「慣例通り第1党に組閣を要請すれば」、自由党が他党と連立を組めるかどうかが焦点となってくるとのことです。

この「極右政党」が躍進する理由は、主に「難民、移民政策」への国民の不満、反対によるとことが大きいようです。
難民や移民として受け入れる外国人が増え続け、学校などの現場がひっ迫しているのに、EUの規則に縛られて各国が独自で出入国を管理するのは困難とのこと。外国人犯罪などのゆがみが顕著化する中、自国民優先を唱える湯は政党がSNSで政府をやり玉に挙げて、有権者に浸透するという構図だとのこと。

少し前に、ドイツで、いくつかの地方議会選挙で極右政党が第1党となっている。というのがありました。
現在は、旧東ドイツの地域の議会の様ですが、やはり、極右政党が第1党となっているのは、「移民政策」に対する不満が大きな理由のようです。

フランスの総選挙でも、マクロン大統領の所属する党は議席を減らし、一時、極右政党が躍進しました。フランスの選挙は2回に分かれていて、1回目の選挙で極右政党が躍進したのですが、2回目の選挙では失速したようです。
それでも、極右政党が伸びてきていることには間違いありません。

更には、EUの欧州議会選挙でも、極右政党が躍進しているとのこと。
極右政党に共通しているのは、EUのウクライナ支援に反対というか消極的であるという点があります。

そして、G7の中での紅一点。イタリアのメローニ首相。彼女は右派政党の党首です。

アメリカは、共和党が「保守」(右)で、民主党が「リベラル」(左)で、共和党の中でもトランプ氏などは右派色(保守色)が強いですね。
移民の受け入れに反対し、不法移民排除を宣言し、アメリカ第一主義を前面に出しています。妊娠中絶反対など宗教的な要素もあります。

ヨーロッパでは、「移民問題」は大きな問題になっています。
また、アメリカも「不法移民」「国境管理」の問題が大統領選の大きな争点になっています。

日本では、「難民、移民の問題」はまったく無い訳ではありませんが、欧米と比較すると、そこまでの大きな問題にはなっていません。
つい最近も、日本国籍を持たない外国人の子どもについての就学を特例的に許可する方針が示されたと思います。

欧州の右傾化が進むと、「自国第一主義」が進み、何かと「まとまりづらくなる」可能性もあるかも知れません。
右傾化すると、対ロシア、対中国に対する考え方にも違いが出てきます。

その点で、欧州の選挙の結果など、注意を払っておく必要があります。
まずは、日本の解散総選挙、そして、アメリカ大統領選の結果がどうなるかですね。

では、また。


今日の博多152 【9月30日】

2024-09-30 08:32:45 | 今日の博多
おはようございます。

今日の博多は晴れています。



また、W台風ですね。
今日は9月30日。9月も終わりです。
やはり、早いですね。

4月に6か月で購入した定期券も、更新の時期です。

また、台風が来そうです。
17号は関東に近づきそうですが、18号はすでに発達していて、台湾から沖縄方面に向きを変えて、東シナ海に北上しそうです。
まだ、先の進路は確定していなくて、今のところは東シナ海を北上したまま行きそうですが、少なくとも今週末には福岡も影響をうけそうです。

更に進路が東に傾いたら、九州上陸もありそうです。

すでに、940ヘクトパスカルですから、非常に強い台風になっています。
フィリピン、台湾、沖縄、大きな被害が出なければいいのですが。
と言って、九州も他人事ではないので。
今後の天気予報には注意しておかないと。

台風17号を含め、皆様もお気をつけ下さい。

では、また。


何もない日467 【中国の勝手な言い分】

2024-09-29 20:03:40 | 何もない日
こんばんは。

今日も「何もない日」。
家でテレビを観ていると、昨日からですが、時々「ニュース速報」が。
内容は、自民党総裁となった石破氏の党人事、明日首班指名されるであろう石破総理大臣の内閣人事に関するもの。
ただ、気になったのは高市氏が固辞したとのこと。
高市氏については、総裁選後の報道では、「靖国神社参拝を宣言したことが、中国、韓国との関係を悪くし、それを嫌うアメリカの特に民主党からも反発を受ける」という点と、「高市氏では選挙に勝てない」との見方。
国民民主党の野田代表などからすると、高市氏、小泉氏であればツッコミどころはいろいろあるが、石破氏になると野田代表と同じ年。更に、考え方もあまり違わないとのこと。
「裏金議員」も含め、挙党一致で、『自民党が変わった』ことを示さないといけない時に、高市氏など、石破氏の人事を固辞するのは。いかがなものか。

【中国の勝手な言い分】
28日の国連総会の一般討論演説で、中国の王毅外相で台湾問題に関して、1971年の国連総会で採択された国連における中国代表権を定める「アルバニア決議」が「台湾を含む中国全体の国連での代表権の問題を完全に解決している」と述べたとのこと。

その上で、「二つの中国」や「一中一台」(一つの中国、一つの台湾)は明らかに存在せず、この原則から「グレーゾーンやあいまいな空間はない」と述べたとのこと。(フォーカス台湾日本語版)

更に、
湾問題に関して「中国は必ず完全統一を実現し、台湾は必ず祖国の懐に戻ってくる」と訴えた。さらに、王氏は「これはいかなる人間や勢力も阻むことのできない歴史の大勢だ」とも述べ、台湾への支援を続ける米国などを強く牽制(けんせい)した。(産経新聞) 

それに対して、台湾外交部は、
中華民国(台湾)と中華人民共和国が互いに隷属していないことこそが、台湾海峡を客観的に見た現状で、国際社会が公認する事実だと言及。アルバニア決議について、台湾に触れておらず、台湾が中華人民共和国の一部であると認めていない上に、中華人民共和国に国連で台湾を代表する権利を与えていないため、台湾とは無関係だとした。さらに、台湾の民選による政府だけが国連などの国際機関やその他の国際的な場で台湾を代表できると改めて強調したそうです。(フォーカス台湾日本語版)

南シナ海などに関しては、
王氏は「真の多国間主義を実践し、覇権主義や強権主義に反対する必要がある」と主張。グローバルガバナンス(多国間統治)を「公正で合理的な方向に発展するよう推し進めるべきだ」と述べ、米国が主導する現在の国際秩序への対抗姿勢をにじませた。 

また、王氏は「いかなる勢力がアジア地域で波風を立て、対立を扇動することにも断固として抵抗する」とも強調した。フィリピンとの対立が激化している南シナ海の領有権問題などで、「域外国」とみなす米国の干渉を拒む姿勢を鮮明にした。(以上、産経新聞)

中国の主張、どう思います。
南シナ海に、勝手に領有権を主張し、線を引いて国際法などを無視して「自国領土だと主張して」、関係する周辺国、特に、フィリピンを大国が小国をいじめるような態度で、力で押し切っている。

ロイア同様、(西側からみれば)勝ってな言い分。

ちなみに、中国外務省の会見で、日本の自民党総裁に石破氏が選出されたことに対して、石破氏が少し前に台湾を訪問していることに振れ、「日本の国会議員が台湾を訪問することには断固反対する」と。
石破さん、中国には強気で頑張て下さい。

では、また。



何もない日466 【中国の脅威】

2024-09-28 19:26:37 | 何もない日
こんばんは。

大谷選手の悲願であった、ドジャースの地区優勝が達成されました。
ニュースには、久しぶりにデコピンと真美子夫人も出てきました。
その大谷選手が、ホームラン53-盗塁57としていたのですが、今日、54号のホームランを打ったとのこと。『55-55』も達成できるかも知れませんね。更に、残り2試合ですが、『三冠王』の可能性も出てきたと。
このところ、ヒット数も多く、打率が1位になる可能性もあると。

そうなると、「DHでの受賞者はいない」MVP初のDHでの『MVP』受賞、それも、2年連続。あり得るかも知れませんね。
期待したいと思います。

【中国の脅威】
深圳市の日本人学校に通う10才男児が、母親と通学中に中国人の44才の男に刺され、亡くなる事件が発生しました。

ただ、この事件に関しては、中国の国営、または、政府寄りメディアは取り上げていないとのことでした。
日本政府は、以前から中国のSNS上に「反日」を煽る投稿や、「日本人学校がスパイ養成機関だ」などとする偽情報があふれているため、中国政府にSNSの投稿を取締り、削除するよう要請しています。

ただ、中国政府は、それらのSNS上の投稿を以前から全く取り締まる様子はありません。
中国といえば、SNSで政府や共産党に対する批判など、政府が有害と判断したSNSの投稿は、瞬く間に削除されます。また、場合によっては、投稿者を限定し拘束したりもします。

要は、SNS上にあふれる「反日」投稿を削除するなど簡単なことであるのに、あえてしていないということです。

【中国の脅威】
韓国からのニュースで。
韓国軍が基地内や北朝鮮との国境などの監視のために設置していた(中国製)「監視カメラ」に中国製のある部品が取り付けられており、その部品は、撮影している画像を、リアルタイムでネットワーク経由で、所定のサイト(中国内)に送信するように設定されていたとのことです。

韓国軍は、調査の結果、約1300台を回収し、「画像がネットワークを経由して外部に流れた形跡はない」と発表したとのことです。

アメリカが、中国のファーウェイ製などの通信機器を締めだしたことがあります。日本でも、公的なところでは同様の措置がとられていると思います。
韓国軍の「監視カメラ」のニュースを観ると、たとえ民生品であろうとも、中国製のもに、何が仕掛けられているか分からない、という脅威があります。

【中国の脅威】(朝日新聞デジタル)
2022年の6月から8月にかけて、日本国内の福っすのサイトに「沖縄の日本からの独立」を取り上げた記事が、複数のサイトに12本掲載されているのが確認されたとのことです。

サイト名には「ジャパン」「東京」「横浜」など日本の国名や地名が含まれているものが大半で、いずれもフレスリリースを掲載するサイトの体裁がととられていたとのことですが、サイトで使われている文字は、複数の単語で、中国の簡体字が使われていたとのことです。

その記事で登場する龍谷大学の松島共助は、研究組織「琉球民族独立総合研究学会」で、かつて共同代表を務めていたそうですが、松島教授は記事にあるような取材を受けたこともなく、発言内容もおかしいと訴え、「完全な偽情報だ」と述べているとのこと。

更に、朝日新聞が記事が掲載された運営元のサイトを特定し、取材したところ、その内1社が「あるお客様から記事の掲載依頼があった。沖縄の独立に関する記事を掲載する取引をしている」と認めたとのこと。

情報源がどこであるかは特定できていませんが、おのずと推測できのではないかと思われます。

【中国の脅威】(NHK)
先日放送された、NHKスペシャル「調査報道 新世紀 File6 中国・流出文書を負う SNSが狙われている」

中国のサイバーセキュリティ企業のものとされる内部文書が流出しているのが発見されました。i-SOONというサイバーセキュリティ会社の内部文書ですが、流出した内部文書には、各国の政府機関や市民の情報とみられる大量のデータ、中国当局の名前が記されたリスト。サーバー攻撃の手口や実体、さらに「認知戦」と呼ばれる新たな戦争の姿も浮き彫りになったとのことです。

番組の中では、その流出文章の信ぴょう性を確認するため、文章に関連すると思われる国への取材も行い、実際のものであることを確認しています。

その文章の中には、「SNS乗っ取り」の方法と、それに使用する開発されたアプリのことも記載されているということで。
事例として。
中国当局を批判し、アメリカに逃れれいる中国人の男性が、同胞とSNSでやりとりをしているのですが、その男性のアカウントが盗まれ、男性のアカウントで「当局を擁護し、批判する者を批判する投稿」を勝手に発信しているとのこと。目的は、「分断」させること。

また、別の例では。
台湾で、SNSが乗っ取られ、「インド人を入国させると性被害が拡大する」という情報を拡散。特に、若い女性にその情報が広まり、SNSに扇動され、「インド人の入国反対」のデモまで起こったと。
これも、ニセ情報を流して、混乱や分断を煽る手法であると。

【余談】
アメリカの大統領選で、ハリス氏とトランプ氏の討論会がありましたが、その際に、トランプ氏が「ハイチ移民が、住民のペットの犬や猫を食べている」という発言をしました。

討論会の司会者が、ファクトチェックで「現地の市役所に確認したところ、その様な情報はない」と発言内容を否定しましたが。
トランプ氏は、「テレビで観た」などと更に発言しました。

共和党の副大統領候補も同様の発言をしています。
更には、あのイーロン・マスク氏も。

これ自体は中国とは関係ないかも知れませんが、この様な根拠のないニセ情報(実際には、ある女性のSNSでの発言が元だったそうですが)を、真に受けて信じ込んでしまう人が、大統領候補、副大統領候補って。

もし、当選したら、ニセ情報で簡単に操られてしまうのではと、怖いです。

以上、いろいろ書いてしまいました。
では、また。




今日のいろいろ1319 【中国のスタートアップ企業5年で98%減】

2024-09-27 20:58:12 | 今日のいろいろ
こんばんは。

自民党総裁選は、5回目の挑戦で石破氏に決まりました。
個人的には、石破氏か高市氏のどちらかであればと思っていました。
小泉氏は、やはり年令が若い。それはいい点ではありますが、国内の問題、党内の問題、そして、外交の面でまだ不安というか。
他の人は、それぞれいい点はあるとは思いますが、9人の中では石破氏か高市氏であればと思い、石破氏が新総裁となったことは喜ばしいです。

ただ、今後の政治をどう行っていくのか、よく見ていきたいと思います。

【中国の最新鋭原潜沈没】
米紙のウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)電子版で26日、中国で収益前の際し寧原子力潜水艦が5月下旬から6月上旬の間に沈没したと報じました。

中国軍はや地元当局は沈没が起きたことを隠ぺいし、公表していないため、どの様な経緯で沈没したかは不明とのこと。
沈没したのは攻撃型原子力潜水艦で、湖北省の長江に面した造船所で航海に出る前の最終整備が行われていた後、、沈没したものとみられるのですが。
例のごとくの中国の隠ぺいしているため、放射能汚染の有無、死傷者の有無などは何も分かりません。

日本の福島第一原発の「処理水」を「核汚染水」と非難するのに、自国の「原子力潜水艦」が沈没しても、国民にも公表しないんですね。これでは、万が一、放射能漏れが起きていたら。考えただけでぞっとします。
国民の命、安全より、『面子』なのでしょうか。

【中国のスタートアップ企業5年で98%減】
中国のスタートアップ企業が、5年で98%減少しているとのことです。

2018年には中国国内で5万1302社の新興企業が設立されたのですが、2023年までにその数は98%減少して、1202社まで落ち込んだとのこと。

「中国はいかににて民間部門を”締め付け”てきたか」を如実に表している数字です。
習近平政権になって、例えば、アリババのジャック・マー(馬雲)氏は、一時政権批判ととれる発言をしたこともありますが、中国政府がアリババから分地した金融関連会社アントグループのIPOの株式上場を2日前に中止するなどし、アリババに巨額の制裁金を課しました。
テンセントのポニー・マー(馬化謄)氏も同様な憂き目にあっています。

更に、アリババやテンセントなどの大手民間企業は、IT分野などについて国営企業と共同する。要は、技術やノウハウを国営企業が吸い上げるような施策が行われています。

中国では、スタートアップで起業し、仮に成功しても、大きくなればなるほど政府に潰されるという構図が出来上がっているため、スタートアップで起業する意味が薄れているようです。

更に、スタートアップに投資するベンチャーキャピタル(VC)に対して、政治的、経済的圧力がかかり、資金が枯渇しているとのこと。これでは、スタートアップでの起業は進みません。

中国は、鄧小平時代の『改革開放政策』で各段に発展し、伸びてきました。
ところが、習近平は「毛沢東を崇拝している」くらいなので、計画経済を重視しています。
ただ、それが「失策」になり「後手」になりで、今の中国経済が低迷しているのですが、有効な対策が打てていないのが現状です。

ただ、政治的、軍事的には「強気」で「強気の外交」を行ってきます。
石破自民党総裁は、週明けには「総理大臣(首相)」に任命される予定です。
中国などに強い姿勢で臨んでいただきたいと思います。

では、また。