こんばんは。
今日は、日曜日。「何もない日」でしたが。
結局一歩も出かけませんでした。
久しぶりに福岡空港の意向かとも思ったのですが。
このところ、各航空会社の減便が多くて、待ちが多いので。
買い物も考えたのですが、別に今日行かないといけない訳でもなくて。
更に、ドライブは、近場で走りたいとこともなく。
それで、何となく、一日、そのまま出かけずでした。
【何もないので航空自衛隊】
私は、もう20年以上前でしょうか。
某メーカーの仕事で、「航空自衛隊」の戦闘機パイロット、救難隊、教育隊の『訓練』を管理するシステムに携わってきました。
戦闘機部隊は、茨城県の「百里基地」(今は、茨城空港を併設)に通って、ヒアリングしながら開発をしました。
救難隊も「百里基地」で。今、ドラマの「リコカツ」で、先日離婚しましたが、旦那の方が「百里救難隊」のメディック(救難員)で。
教育隊は、静岡県の浜松基地で。新幹線で博多から名古屋乗り換えで通いました。
戦闘機部隊のシステムの導入では、石川県の小松基地(小松空港に併設)にも行きました。
戦闘機部隊のシステムが完成した時には、(今と違って)各端末にインストーール、設定を行う必要があり。
「百里基地」の滑走路の端にある『アラート』という場所に、インストール、設定に行きました。(通常、一般人は入れない場所です)
『アラート』には、実弾を搭載した戦闘機(当時も今も、百里ではF-15Jだと思いますが)が2機待機しています。そして、パイロット2名と担当整備員。
日本の「防空識別圏」に近づく国籍不明機(民間機は、事前に登録されていますから)が接近した際に、「スクランブル」(緊急発進)して、追い払う役目です。
通常、必ず2機編隊で発進します。
戦闘機パイロットの訓練のシステム開発をしていた時。
(戦闘機の)飛行隊長の方が言われた言葉で。
「私達はいろいろな事態に対処できるよう、日々、訓練をしている。それが、『訓練でなくなる』(有事)にならないようにしないといけない」と。
こういう事は、ほぼ毎日、北海道など(千歳、三沢)は、多くの場合、対ロシア。沖縄、宮崎(新田原)、福岡(築城)の場合は、対中国。そして、石川県(小松)はその両方。
年間で、延べ平均1日2~3回ですよ。
そんな事、知らない人が多くて。
でも、戦闘機パイロットだけが戦っている訳ではなく、日本をカバーするレーダ網があり、「スクランブル」で発進した戦闘機に、最短で「アンノン」(国籍不明機)に接近する指示をする「要撃管制官」が居て。
その情報を収集するための「レーダーサイト」があり、上空では「早期警戒管制機」などが24時間体制で常時飛行していて。
各基地に「補給」を行うための輸送機があり、戦闘機などの空中で給油する「空中給油機」もあり。
四六時中、24時間体制で、日本の空を守ってくれています。
そんな、航空自衛隊の広報動画です。
7つあります。
できれば、7つとも見ていただければと思います。
航空自衛隊 広報用映像最新版 「UNIT-1 航空警戒管制」
航空自衛隊 広報用映像最新版 「UNIT-2 戦闘機」
航空自衛隊 広報用映像最新版 「UNIT-3 飛行教導」
航空自衛隊 広報用映像最新版 「UNIT-4 高射」
航空自衛隊 広報用映像最新版 「UNIT-5 輸送」
航空自衛隊 広報用映像最新版 「UNIT-6 救難」
航空自衛隊 広報用映像最新版 「UNIT-7 広報」
では、また。