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西やん66歳、日々の出来事独り言

今日のいろいろ1268 【中国ロケット失敗】

2024-07-01 20:35:10 | 今日のいろいろ
こんばんは。

今朝は、鹿児島本線で運転見合せ区間が出ましたが、帰りに最寄り駅に行くと、まだ下り電車(小倉方面から博多方面へ)が30分程度遅れていました。
私は、朝と同じ「福北ゆたか線」で遅れもなく博多駅まで帰ることができました。

まだまだ、今朝の様な事態は序の口です。
私の個人的見解ですが、7月10日頃からが「梅雨末期」で災害が起こりやすい気がします。注意しておかなければ。

【中国ロケット失敗】
昨日、中国の人口衛星打ち上げで使用したロケットのブースター部分と思われるものが、住民が住む近くの山に墜落したことを書きました。
また、FNNプレミアムオンラインのニュース動画も添付したのですが。

今度は、中国の民間企業がロケットエンジンの燃焼実験を行っていた際に、誤って、発射させてしまったという事態が起こっています。

日テレNEWSより

【中国の民間ロケット】エンジンの燃焼試験中に墜落

ケガをした人などは居なかったとのことですが、危ないところです。

日本では、 今日、H3ロケット3号機の発射が成功しています。

先進レーダ衛星「だいち4号」(ALOS-4)/H3ロケット3号機ダイジェスト映像  

1号機が失敗し、問題解決に時間を要しましたが、2号機が成功し、今回、3号機も成功しました。このまま、軌道にのってくれてばと思います。
H2より大型化したH3ですが、打ち上げ費用の方は大幅に削減しています。
国際的なロケットの需要の中で、H3ロケットが、国内外からの衛星打ち上げ需要に対応できればと思います。ただ、国際的な競争は激しいものがあります。

少なくとも、日本では海に向かって打ち上げているため、発射の前後には、海上、および、近辺の空域に制限は出ると思いますが、中国の様に、民家の近くに誤って落ちるということは、まず無いでしょう。

ロケットの打ち上げ技術も、また、搭載される人口衛星の技術も、日本が世界に誇れるレベルにあると思います。

また、日本の鉄道技術は、新幹線を始めとして、車両、運行管理、予約・発券など高度なものを持っています。
日本の鉄道は、JRでも民鉄でも正確なダイヤに添った運行と、列車の停止位置に至るまで正確です。

アメリカのボストン地下鉄。
世界最大の鉄道車両企業と言われる「中国中車」が製造した車両を導入したのですが、ボルトの取り付け不備や、バッテリーの火災などの問題で、今年5月以降だけで2度の営業運転停止に追い込まれているとのことで、『安物買いの銭失いだ』と言われているとのこと。

2019年に日本の川崎重工業よりも2~5割下回る金額で受注したとのことですが、この様な状態です。

インドネシアの高速鉄道も営業を開始しましたが、日本に決まり変えていたものを、やはり、安くて(当時の)条件が良かった(インドネシア政府の資金拠出不要)ことで中国製に決まりました。
ただ、開業は遅れ、それに伴い費用が膨らみ、結局はインドネシア政府も負担することに。

ただ、残念なことに、民間航空機開発では、三菱重工業が独自に開発を進めていましたが、何度も遅延し、最終的には打ち切りとなりました。
大きな原因は、アメリカのFAAの「耐空証明」を取得するノウハウの不足で、設計から見直さないといけない事態も発生し、大きく後れが発生し、見通しも立たなくなってしまいました。

また、国主導での「民間航空機開発」プロジェクトが始動しているようですが、今度は成功させてもらいたいものです。
ブラジルの航空機メーカーで、「エンブライエム」という企業があります。
日本でも、JAL系のJ-AIRや、フジドリームエアラインで使用され、国内を飛び回っています。
ボーイング、エアバスという大手2社以外にも、民間航空機を開発し販売している企業がいくつかあります。
中国も、エアバス機を中国国内で生産した経験があり、民間航空機を開発s、現在は中国国内で運行されています。その内、C-919という旅客機はヨーロッパの「耐空証明」を取得しようとしています。

ロケット、鉄道、もちろん、自動車の技術などでは国際的にも引けを取らない実力をもっていると思いますが、『民間航空機』の開発も、日本独自の技術で行えるよう、ノウハウの蓄積をしてもらいたと思います。

では、また。



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