2月28日の写真です
園芸種ではない野生の福寿草で「秩父紅」という品種です。
埼玉県の秩父地方の山中にひっそりと咲いているのですが近年は盗掘によって野生のものは数が激減しています。
これは保存会の人から実生のものを分けていただいたもので、もう10年以上育てています。
鉢の中の土の下半分は水はけの良い日向石と硬質赤玉土を混ぜたものにします、帯水した用度だと腐って消えてしまいます。
上半分には赤玉土か、園芸用度に堆肥と腐葉土を混ぜたものにします、ここに「草木灰」を混ぜ込みます、草木灰を混ぜ込まないと花が咲きません。
用土は毎年植え替えて新しいものにします。
芽が出て葉が茂っている間は太陽にたっぷりと当てますが、夏眠が始まったら雨の当たらない日陰でカラカラにならない程度に水をあげて放っておきます。
一年間のうちで花が咲くのは1週間ぐらい、あとは葉っぱか枯れて何も無い「好き者」向けの園芸です。