自分はクリスマスローズにはあまり興味がない。
ある日、生産者から「これはニゲルって言ってクリスマスローズの原種なの、日本に最初に入ってきたのもこのニゲルなのよ」って言われた・・・・・・
(ニゲルだと・・・)「こ、これ、下さい。」といつのまにかうちの子になっていた。
ニゲルの逸話1
イエス様が聖夜に馬小屋で誕生しました。
イエス様の生誕を天使が羊飼いの人々に伝えたところ、祝福のために数多くの人が贈り物を持参したました。
しかし、ある貧しい羊飼いの少女マデロンには祝福の贈り物がありませんでした。
祝福の贈り物に何も持っていくことができませんでした。
羊飼いの少女は涙を落としました。
そんな少女のもとに天使が舞い降りてきました、天使は手にした百合を地面に向けて振りました。
すると少女の落とした涙が、純白の花に変わり真っ白い花が咲き乱れ、少女はその花をイエス様のもとに届けました。その花がニゲルです。
ニゲルの逸話2
アダムとイブは禁断の実を食べたため楽園を追われました。
季節は冬でした。
アダムとイブは花が一つもなく嘆き悲しみました。
憐れんだ天使達がアダムとイブに花をあげたいと神に願い出たのです。
「絶望の中でも花があれば生きる喜びになるでしょう」と。
そのとき、ニゲルが地上で花をさかせたのです。
以来ニゲルは「慈悲」の花となったのです。
まだありますよ。
ギリシアやローマ時代はニゲルは魔除けとして魔術に用いられた。
ギリシャ時代には「予言の花」と呼ばれていた。
ニゲルは根に猛毒があるが、調薬して精神病のハーブとして用いられていた。
ニゲルよ、今年も咲いてくれてありがとう。ハレルヤ!