ポピーと薄荷とブルーエルフィンのブログ

ゆんやおブログ。ポピーと日本薄荷、そしてブルーエルフィンを中心にサボテンとかハイビスカスとかの栽培日記です。

シスタスの花が咲いたよ(シスタスの育て方)

2016-05-29 10:57:50 | シスタス


 シスタスというアオイやポピーに似たきれいな花がある。

日本ではまったく人気がなく、苗もほとんど流通していない。

人気がない理由は、花の寿命が短くて半日ぐらいで散ってしまうからと、多湿に弱く日本の梅雨が苦手だからだ。

 アオイ目ハンニチバナ科ゴジアオイ属の低木。
ハンニチバナは半日花、ゴジアオイは午時葵と書く。午時とは正午前後のこと。
だいたい朝咲いて午後3時頃に、はらはらと散ってしまう。

英語ではロックローズ、岩の薔薇という。砂漠の無い日本では礫漠(れきばく)だろうが土漠(どばく)だろうが岩盤漠だろうが砂漠だろうが全部『砂漠』と表現され、往々にしてシスタスも『砂漠の薔薇』と訳されている。
園芸で『砂漠の薔薇(デザートローズ)』と呼ばれているのはキョウチクトウ科のアデニウムの事であってシスタスのことではない。

シスタスの育て方
 用土は水はけが良くアルカリ質の用土。園芸用の土にパーライトか川砂を混ぜ、苦土石灰を混ぜ込んでおく、地植えはロックガーデンなら出来そう。

 真夏の直射日光には弱い、ロックローズといっても原産地では岩陰で咲いているのだろう、朝だけ日が当たって昼は日陰になる風通しの良い場所が良い。梅雨時は軒下に入れておく。

 性質・育て方はイングリッシュラベンダーの育て方に準ずる、イングリッシュラベンダーをうまく育てられた人ならさほど難しくは無いでしょう。

 シスタスには花と葉にムスクに似た強い芳香がある。砂漠でこんな良い香りが漂ってきたら魔物か幻覚だと思うでしょうな。

 海外にはシスタスの精油があるそうで媚薬の原料にもなっているという。





 シスタスの葉は柳のようで、厚みがありフェルトのような感じで乾燥から身を守っている。



日本だと切り戻しちゃうけど、原産地だと2mくらいになるそうだ。

花は初夏から初秋までずっと咲く、うちのは毎日1花ずつ咲く。




原種朝顔「北京天壇」の発芽

2016-05-12 03:25:30 | 朝顔(北京天壇)
 去年に採取した北京天壇の種をどこにしまったのか思い出せない。たくさん採って良く干して、どこかにしまったのだが、しまい先がわからない。

 2013年採取の種が出てきたのでダメ元で蒔いてみた。

 元々、北京天壇は発芽率が悪い、種の皮が硬い朝顔の中でも、とびきり皮が硬いのだ、

 通常は朝顔を蒔く前には、芽切りという皮を傷つけて発芽しやすくする作業をするのだが、この北京天壇は普通の朝顔より極端に種が小さく芽切りができない。
 
 種を一晩、水にひたひたに漬けて皮がふやけた頃に蒔くと発芽しやすい。

 5月6日に蒔いて11日に発芽した。





北京天壇は地中から手のような双葉がにょきっと生えてくる。半日くらいはこのまんまで開かない。




で、かぱっと開く。



北京天壇の双葉は茶色系で地味な色。

成長はものすごく遅い。


埼玉青ナスを植えつける

2016-05-08 08:03:04 | ナス
 
JAときがわ直売所で埼玉青ナスを買ってきた。さっそく植えつける。





青ナスの苗は普通のナスの苗とはぜんぜん違う。鋭い棘がたくさん生えているので触るときは要注意。

 



去年採っておいた種もあるけど青ナスは気温が上がらないと発芽しないのでまだ蒔かない。


アケボノフウロ

2016-05-08 06:45:22 | 植物・その他
 アケボノフウロというと和風な名前だから日本の山野草っぽいけど、これは静養の山野草。
ゲラニウム・サンギネウム(Geranium sanguineum)というのがちゃんとした名前。

 耐寒性多年草でロックガーデンの定番。

 フウロソウやヒメフウロに似ているけど花が大きく葉が鳥羽状なのが特徴。









育て方は西洋山野草の育て方でよい、それほど難しくはない。

 

今年のトマトはアイコ

2016-05-04 01:14:38 | ミニトマト
アイコに回帰

 細長いロケット型というか長玉子型の果実を「プラム型」というのだそうだ。
果肉が厚くトロッとしたゼリー状の果汁が少ないのが特徴。しかも皮も厚いので、ほおずきのようないわゆる「ミニトマト」とは食感がぜんぜん違う。歯ごたえがあるのだ。

 イチゴのような食感なので、ミニトマト特有のプチッ、ジュワーが好きな人には向かない。

 アイコは「サカタのタネ」の開発した商品で2004年ごろに会員向けの会報で「来年にすんごいの出すからね」って告知されて2005年から会員向けに種子の販売が始まった。

 自分にとってはアイコが初めてのミニトマト栽培だったけど驚くほど良く採れて大満足だった。あちこちのネット掲示板でアイコを賞賛し普及に一役買ったと思っている。

 去年はデルモンテの「ぜいたくトマト」に浮気したが「デルモンテおいしいけどアイコとは違う・・・」と今年はアイコに回帰した。

 アイコは馬鹿みたいに実が成る、肥料と水を切らさなければいくらでも実をつける。マスカットのような房でなるので、そのうち収穫がめんどくさくなって房ごと採って食卓にボンと置くようになる。

 摘心だとかやらなくてもほぼ、放って置いてもちゃんと育つ、病気にも強く、枝が折れたらコップに挿しておけば根が出てくるほど水挿しもし易い。