そこで月見草のファンは月見草のことを「白花月見草」あるいは「白花夜咲月見草」と呼ぶようになった。
この花は種を蒔いて2年目に花を咲かせる多年草
好日性種子なので深く蒔くと発芽しない。
白花月見草
こちらは待宵草(まつよいぐさ)
トゲミゲシは外来種の雑草。
南ヨーロッパから北アフリカ辺りが原産地。
原産地でも雑草扱いらしい。
関西に多いと聞いたけど2016年に神戸の港の近くで一度だけ見かけただけで、見たこともないしSNSで写真が上がっているのを見た記憶もない。 もう外来種としては絶滅しているのではないかとも思う。
2016年に神戸で空き地に咲いていたので熟した実をひとつ、もいで来た。
アレロパシーがひどいので苗床にパラ蒔きすると全滅する。
我が家では庭のあちこちにこぼれ種で出現する。 アレロパシーと言うのは根から同種への成長を抑止する物質を放出することで野生種のケシ科ではよくあること。 それ以外は栽培は容易で放置で花が咲く。
花は小さい。500円玉くらい。
秋蒔きで、春~初夏咲きの1年草。
富良野のラベンダーが関東のホームセンターでも売っているようになった。
まだ誰もラベンダーを育てていなかった40年前に北海道から苗を無理言って譲ってもらいバイクで背中のリュックに載せてはるばるフェリーで持ち帰り、大切に育てた私から一言。
「富良野のラベンダーはまともにやっても枯らすよ。」
最近ではグロッソという関東地方でも育つ品種改良されたラベンダーが出ているのでそちらをお勧めする。
で、どうしても富良野のラベンダーじゃなきゃ嫌だ、自分はあえて難物に挑戦したいという変人ガーデナーのための講座。
まず、北海道富良野のラベンダーというのは「精油」を搾り取るために栽培されている農業用の品種の事ね、アングスティフォリア系ラベンダーという、でもアングスティフォリア系ラベンダーなどと呼ぶ人はいない、通称は「イングリッシュラベンダー」
低温にはめっぽう強いが、高温多湿、つまり蒸れるととたんに枯れてしまう。
花が終わって梅雨まで放置していると真っ黒になってそのままの姿で枯れてしまう。それがこの富良野ラベンダーの性質。
コンクリの照り返しや、雨の泥跳ねが葉に付くのも嫌う。
どうせならハンキングで吊るしても良い。
富良野ラベンダーは農業品種なので品種登録されている。
ラベンダー農林1号「ようてい」
ラベンダー農林2号「はなもいわ」
ラベンダー農林3号「こいむらさき(濃紫早咲)」
ラベンダー農林4号「おかむらさき」
現在も農業現行品種として栽培されているのは「こいむらさき」と「おかむらさき」
さて、ラベンダーというのはマーガレットと同じように2年目から木質化する、草だと思っていたのが木になるのだ。
木と言っても寿命は短く4年くらい、大切に育てて10年位。
4年過ぎると幹が老化して折れやすくなる。
用土
高山植物や山野草、サボテン・多肉植物に準ずる。
とにかく水はけの良い用土が好ましい。
ただし、水はたっぷり与える。
置き場所
風通しの良い日向、梅雨時は軒下
剪定
梅雨入り前に、バッサリと強剪定する
植え替え
根詰まりしたら植え替えする、根詰まりしてなければ植え替えする必要は無い。
もっさもさの「おかむらさき」
これは今年買った「おかむらさき」
「こいむらさき」
こいつは早咲き種なのでもう花が咲いている。
サカタのタネの超高級ミニトマトの種、「ララ」という品種。
芽出しに成功したので苗床に植え付けた。
双葉が開いて、もう本葉が出た。
KAGOMEのトマトの苗プレゼントに当たった時用にもう鉢は準備してある。
はずれてしまったので有効利用できそうだ。