気ままな映画生活

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『ツーリスト』 2014年10月28日 TOHOシネマズ六本木ヒルズ

2014-10-28 22:15:14 | 映画 つ
『ツーリスト』 を東京国際映画祭(TIFF)で鑑賞しました。

今日は休暇で六本木~日本橋~有楽町で3本鑑賞しました。
まずは、朝一の六本木ヒルズです。

【解説】
 スウェーデンの4人家族がフランスのスキーリゾートで休暇を過ごしている。楽しい休みのはずだったが、2日目の昼に山腹のレストランのテラスでランチを食べていると、目の前の山が雪崩を起こしている。家族は無事だったが、休暇の残りは極めて気まずいものになっていく…。人間の本能が起こしてしまった行動の残酷な代償を、ブラックユーモアを交えて描く人間ドラマ。前作『プレイ』(11)が世界中で話題となり、東京国際映画祭でも監督賞を受賞したリューベン・オストルンド監督最新作であり、人間観察に長け、特殊な状況下における人間の心理の揺れを丁寧に、そして徹底的に描いていく手腕は冴えを増している。もっとも、『プレイ』では危機下における心理描写が強調されていたのに対し、本作では悲しみや希望といった、より「通常の」感情にも重きが置かれており、映画の普遍性は増している。本作は今年のカンヌ映画祭の「ある視点」部門でプレミア上映され、審査員賞を受賞した。

実は2011年の『プレイ』はたまたま鑑賞していました。
この監督は固定カメラで長回しの監督です(笑)
今回も同様で、固定カメラが多い。そしてスキーのシーンは手持ちだと思われるが
ブレが少ないのでどうやって撮ったのかなと思わせる。
肝心の映画であるが、もともと病んだ夫婦なのかと思わせる2人であった。
ある種一瞬の本能の行動が全てを決めてしまうことってあるかもしれないが
それは取り返しのつかないことになる。
でも、こればっかりはどうしようもない。
そういう意味では浮気も似ているかもと思いながら鑑賞していた。

全然本作とは関係ないけど、隣に座った人がバイヤーだったらしく
バイヤーは1週間前から席が予約できると言ってた。
バイヤーは優遇されているので予約できるのが早いんだ・・・なんて言ってた。
羨ましい限りである。
良い映画を買い付けて日本で公開してくださいね


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『慶州』 2014年10月27日 韓国文化院ハンマダンホール

2014-10-27 16:06:11 | 映画 け
『慶州』 をコリアンシネマウィークで鑑賞しました。

こちらの日本公開は不明です。
この映画は見る人を選ぶ映画です。
女優さんは綺麗なので、それだけで満足できるということもあるかもw
ただ分からない点もあるので、気になる映画だった。
あの易者はなんなんだろう・・・


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『最後まで行く』 2014年10月25日 韓国文化院ハンマダンホール

2014-10-27 15:58:33 | 映画 さ
『最後まで行く』 をコリアンシネマウィーク(TIFF提携)で鑑賞しました。

上映後にはキム・ソンフン監督のティーチ・インもあり満足度は高い!
あんまり情報が無いのでリンクもできない
しかし、日本はどこかの会社が配給権を買ったらしいので、今後公開される可能性があります

【あらすじ】
 殺人課の刑事コ・ゴンス(イ・ソンギュン)はハードな1日を過ごしていました。 母の葬式の日、急な連絡を
受けて警察署に向かっていたゴンスのもとに次々と良くない事が起きます。妻からの離婚通知、彼と同僚が
警察の内部調査官によって横領の疑惑についての突然の内密調査・・・。ストレス爆発寸前のゴンスは
お母さんの葬式に行く途中で無謀な運転をして、誤ってひき逃げを犯してしまいます。取り返しのつかない
状況の中、何とかして逃れなければならない彼はこの事故を隠蔽工作をします。 車で轢いた男の死体を
なんと、葬式で出棺間近の母さんの棺の中に隠したのです。死体を隠したお母さんの棺を土に埋葬して、
これですべて終わったと思ったゴンスでしたが。ある日、この犯罪の唯一の目撃者だと主張する謎の人物からの
電話を受け取りました。そして今や彼はこの人物から脅かされ始めるのです。
このリンクのサイトよりあらすじを拝借しました。



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『紙の月』 2014年10月25日 TOHOシネマズ六本木ヒルズ

2014-10-25 21:49:59 | 映画 か
紙の月』 を鑑賞しました。

本日の2本目で、TIFF(東京国際映画祭)の本拠地六本木ヒルズには
今年初参戦である。(その間もTIFFですが、日本橋だから 笑)

【ストーリー】
 バブルがはじけて間もない1994年、銀行の契約社員として働く平凡な主婦・梅澤梨花(宮沢りえ)は綿密な仕事への取り組みや周囲への気配りが好意的に評価され、上司や顧客から信頼されるようになる。一方、自分に関心のない夫との関係にむなしさを抱く中、年下の大学生・光太と出会い不倫関係に陥っていく。彼と逢瀬を重ねていくうちに金銭感覚がまひしてしまった梨花は、顧客の預金を使い始めてしまい……。


上映前に宮沢りえ、池松壮亮、吉田大八監の舞台挨拶があった。
宮沢りえは40歳を超えてもなお魅力的だ

映画は3人の女性と平成の濡場男優の池松壮亮を中心に進む。
原作は読んでいないが、原作とは異なるらしい。
そして過去の部分を省いて人間関係を描いたとのことで
それは前作の「桐島ぶかつやめるってよ」よりは全然観やすくなっていた。
(私は桐島~は好きじゃありません)

物語の中心は、宮沢りえと池松壮亮の不倫から堕ちていくさまであるが
そこに同僚の大島優子と小林聡美が素晴らしい絡みで助演している。
ちょっと1994年ぽくない大島優子だったが、それでもギリギリありかな(笑)
個人的にはラストのあれは必要だったのかな・・・なんて思っていたが
考えたら必要だね。
やっぱり世の中嘘で塗り固められている・・・ということなんでしょう。

もちろん大変良いに投票しました。(日本映画頑張れ!)

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『本日ただいま誕生』 2014年10月25日 TOHOシネマズ日本橋

2014-10-25 21:38:15 | 映画 ほ
本日ただいま誕生』 を鑑賞しました。

35年の歳月を経て上映されることとなった映画ですが、力強い内容だった。

【解説】
 第二次世界大戦後、シベリアに抑留されていた大沢雄平(植木等)は極寒の中で凍傷におかされ、両足を切断する。生死の境を彷徨しながら帰国、敗戦後の日本で生き抜いていく波乱万丈の一代記。
(TIFFサイトより)

もう既に亡くなった方も多い。
植木等、中村敦夫、川谷拓三、小林稔侍(存命)など出演している。
それにしても戦争の悲惨さを語りつつ、戦後の日本を垣間見た。
私が産まれた時にはTVもあって、洗濯機や冷蔵庫などのいわゆる白物家電は揃っている時代だし
家は自営だったがサラリーマン家庭も多かった気がする。
(でもいまよりは少ないな。。。)
昭和20年代の戦後は戦争で傷を負った人や家族を亡くした人も多数いたが
それでも生き抜いてきたのである。
それは想像を絶することであるが、知る由もなかった。
その一端をこの映画で垣間見ることで改めて戦争について考えることになるし
この映画自体の力強さは凄かった。
是非、劇場公開して欲しい作品である。


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