斬剣次郎の鉄道・バス斬り2

管理人が撮影した鉄道・バスの写真をUPします。

千寿の郷

2022-08-21 18:51:52 | 京阪バス
 2022年8月20日改正で
 千寿の郷
 バス停が廃止されました。バス停の廃止に伴い、53号経路も廃止されました。老人ホームの千寿の郷のオープンに伴い、2002年3月9日ダイヤ改正で新設されたのですが、20年で無くなることになります。
 この53号系統は2002年の新設から2020年12月ダイヤ改正まで毎日昼間の4往復が設定され、微妙な時刻変更はあったものの時間帯は変わりませんでした。2020年12月ダイヤ改正で土休日のみ2往復に減便され、最期を迎えています。



 千寿の郷バス停は老人ホームの「千寿の郷」の構内にあり、構内の一角にバス停ポールとベンチが設置されています。したがって、バスは構内の中に入り、そこで乗降扱いを行うことになります。



 バスは構内で回転するのですが、バスがぐるっと回転できるスペースは無いので、駐車場に回転スペースを設け、そこにバックする形で回転しています。なので、回転スペースには注意書きが記載されています。
 バスが回転したあと、乗り場に横付けされ、乗降扱いの後出発していきます。



 中千町バス停付近にある千寿の郷への道の入り口です。バスはこのようにして曲がることで千寿の郷へ向かいます。
 53号経路が出来る頃は千寿の郷ってどこにあったっけ?と新路線図を見ながら思ってたのですが、いざ乗ってみると、あの道路から行けるんやったかと思ったものです。



 千寿の郷への道路では山に沿って小さなカーブが続いていることがポイントでした。狭隘道路ではないものの、田舎の中を走っているかのような感じでした。




 そこで、実は千寿の郷からより先へ歩くと、だいたい10分ぐらいで
 県境
 にたどり着き、そこを越えると京都府京都市醍醐区に入るのです。ちょいと歩くと県境へ行けるのは内畑、曽束、小田原でも同様ですが、これらは宇治市に入るに対し、こちらは京都市醍醐区です。とはいえ、醍醐区の中心部へは結構距離ありますが・・・。
 南郷二丁目東行きの到着から石山駅行きの到着まで22分あるので、その合間に県境へ往復!と言いたいのですが、途中で急坂があるのと南郷二丁目東行きがたいてい遅れるので、さすがに厳しいですね・・・。


 千寿の郷から県境へ通じる道路の途中に三差路があるのですが、そこを曲がって森の中を潜り抜けると石山団地へ行くことができるのです。道のりもバスのルートより短いので近道になりますね。







 53号経路は石山駅で折り返し52号経路になる関係で運行開始当初から大型車が入ってました。なので、Aタイプ、Wタイプ。Nタイプなんでも入ってました。尚、南郷二丁目東到着後は折り返し場がない関係で全て車庫へ回送でした。



 もちろん、Bタイプも充当実績はありました。大津比叡平線を受け持つようになった時、一時期間合いとして定期運用になったことがありました。確か9時台の1本目の53号経路に充当後、いったん入庫して、出庫後大津比叡平線へという流れだったように思います(土休日限定だったような・・・)。



 基本的に大型車が入る53号経路ですが、中型車が入ったこともありました。53号経路1往復しただけで入庫という運用があり、そこに短期間中型車が入っていたように思います。他に大型車の代走で入ることもありました。

 あと、千寿の郷の送迎バス(京阪石山寺~千寿の郷)も京阪バスが受託したことがありました。通常は特定車が充当されていたのですが、車検などの時は京阪バスの車両が代走し、そのための行先表示が用意されていました。いつの間にか受託が終了し、送迎バス自体も走らなくなってしまいましたね・・・。
 以上です。

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