
2018年11月1日より実証実験として
神栖市コミュニティバス
が運行を開始しました。平泉関下~小見川駅間と息栖神社~ふれあいセンター湯楽々間の2路線で、関東鉄道により運行されています。そんな神獅子コミュニティバスに乗ってきましたので、レポートします。



まず、
平泉関下~小見川駅線
です。この路線は深芝地区にある平泉関下から鹿島セントラル・息栖大橋を経由して小見川駅に至るものですが、深芝地区および息栖地区から一番近い駅の小見川駅を結ぶ感じです。このエリアで一番近い駅は小見川駅であるにもかかわらず、バスは鹿島神宮駅へしか通じておらず、しかも約30分かかるので、鉄道駅との結節改善を見通してのことだと思われます。この路線はかって運行していた関東鉄道の潮来~小見川駅線の一部が復活しています。まさかの小見川駅乗り入れの復活ですよ・・・。
ただ、本数は朝の小見川駅行き1本、夕方以降の平泉関下行きの2本しかありません。小見川駅行きと平泉関下行きの両方とも乗りましたが、小見川駅行きは2096IT、平泉関下行きは2046ITで、車両自体は一般路線との共通でした(因みに夕方の平泉関下行きに充当された2046ITは午前中は海岸線に充当されていました)。


平泉関下
です。深芝地区にあるバス停で、至って普通の道路上にあるバス停でした。ここから深芝地区を通って鹿島セントラルホテルに至ります。この区間は路線バスが通っていないコミュニティバスオリジナルの区間でしたが、ここで1名の乗車がありました。鹿島セントラルホテルから県道44号線に入り、息栖稲荷バス停を過ぎて息栖大橋を渡ります。かって運行していた潮来~小見川駅線はこんな橋を渡ってたんだ・・・と興味津々に眺めてました。
息栖大橋を渡ると、千葉県に入りますが、神栖市コミュニティバスなのでこの区間にはバス停はなく、小見川駅へノンストップで走っていきます。

小見川駅
に到着したバスです。すぐに回送で出ていきました。コミュニティバスながら小見川駅に関東鉄道のバスが再びやってきたシーンになります。
朝の小見川駅行きは私以外で1名、夕方の平泉関下行きは私以外で2名の利用がありました。深芝・息栖地区から小見川駅への乗客がいたのに驚きました・・・。これはうまく行けそうかな・・・???


小見川駅では路線バスが使用している1番乗り場を間借りして使っています。時刻表も千葉交通と並んで掲示されていました。駅前広場は近年にリニューアルされたそうなので、路線バスが乗り入れていた時はどんな感じだったのでしょうね・・・。




次は
息栖神社~ふれあいセンター湯楽々線
です。息栖神社から息栖地区、深芝地区、鹿島セントラルホテル、知手地区を経由してふれあいセンター湯楽々に至る路線で、神栖市で比較的乗客の多い区間を徹底的にカバーしているような感じでした。単独区間は両端区間のほんの一部だけで、大半は海岸線と並行しています。運行はデータイムのみの3往復です。


息栖神社
です。バス停自体は息栖神社の手前にあります。ここからバスが出ますが、ここにバスがやってくるのは初めてになるのでしょうか・・・。
ただ、訪問時は休止中でした。というのは、来たときは正月早々で、初詣に伴う混雑を避けるために1月限定で仮バス停へ移転していたのです。


こちらが仮バス停になります。神社近くの道路上に設置されていました。尚、バスは2096ITでした。朝の平泉関下→小見川駅線に入った後、息栖神社まで回送し、息栖神社→ふれあいセンター湯楽々の1本目に入る形になっているようです。
息栖神社を出た後、白十字総合病院を経て深芝地区に入ります。そこで、平泉関下を通った後、海岸線が通る国道124号線に入り、この後は海岸線と同じルートを通ります。ここから私以外に乗客がどんどん乗ってくるようになり、深芝地区~知手地区の需要の高さを思い知らされました・・・。知手入口を過ぎたら、再び単独区間に入ります。この区間、ほんの一部だけ昨年12月にあったG5068の貸切で通ってたので、これはさすがに驚きました・・・(知手入口→知手北になるかな・・・)。


そして、終点の
ふれあいセンター湯楽々
に到着しました。ふれあいセンター湯楽々は名前の通り温浴施設で、大浴場や露天風呂があり、体を癒すことが出来ます。バス停はその玄関前にあり、ここで乗降扱いを行います。バス自体は駐車場で待機するようです。とはいえ、行った時は開館前なので、何もすることもなく・・・という感じでした。

写真ではわかりにくいのですが、ここからは鹿島灘の風車群が見えます。G5068の貸切ではその風車群で撮影を行いました。
この後、折り返しに鹿島セントラルホテルまで乗車したのですが、知手北から早くも乗車があり、海岸線が通る区間を中心にどんどん乗客が乗ってきて、座席の半分ぐらいが埋まるという状況になりました。コミュニティバスながらここまで乗ってくるとは驚きでした・・・。これは海岸線の補完として使えるかもですよね・・・。
こうして、神栖市コミュニティバスに乗車したわけですが、2016年12月から1年ほど運行していた神栖市社会実験バスの時と比べると乗客が乗っていて、まぁ行けるんじゃないかな・・・という感じでした。神栖市社会実験バスの時は区間が中途半端で他の交通との結節が弱かったのですが、今回は乗客の多い区間をカバーし、かつ小見川駅や鹿島セントラルホテルを通るなど他の交通との結節を確保している事がポイントですね・・・。
以上です。
神栖市コミュニティバス
が運行を開始しました。平泉関下~小見川駅間と息栖神社~ふれあいセンター湯楽々間の2路線で、関東鉄道により運行されています。そんな神獅子コミュニティバスに乗ってきましたので、レポートします。



まず、
平泉関下~小見川駅線
です。この路線は深芝地区にある平泉関下から鹿島セントラル・息栖大橋を経由して小見川駅に至るものですが、深芝地区および息栖地区から一番近い駅の小見川駅を結ぶ感じです。このエリアで一番近い駅は小見川駅であるにもかかわらず、バスは鹿島神宮駅へしか通じておらず、しかも約30分かかるので、鉄道駅との結節改善を見通してのことだと思われます。この路線はかって運行していた関東鉄道の潮来~小見川駅線の一部が復活しています。まさかの小見川駅乗り入れの復活ですよ・・・。
ただ、本数は朝の小見川駅行き1本、夕方以降の平泉関下行きの2本しかありません。小見川駅行きと平泉関下行きの両方とも乗りましたが、小見川駅行きは2096IT、平泉関下行きは2046ITで、車両自体は一般路線との共通でした(因みに夕方の平泉関下行きに充当された2046ITは午前中は海岸線に充当されていました)。


平泉関下
です。深芝地区にあるバス停で、至って普通の道路上にあるバス停でした。ここから深芝地区を通って鹿島セントラルホテルに至ります。この区間は路線バスが通っていないコミュニティバスオリジナルの区間でしたが、ここで1名の乗車がありました。鹿島セントラルホテルから県道44号線に入り、息栖稲荷バス停を過ぎて息栖大橋を渡ります。かって運行していた潮来~小見川駅線はこんな橋を渡ってたんだ・・・と興味津々に眺めてました。
息栖大橋を渡ると、千葉県に入りますが、神栖市コミュニティバスなのでこの区間にはバス停はなく、小見川駅へノンストップで走っていきます。

小見川駅
に到着したバスです。すぐに回送で出ていきました。コミュニティバスながら小見川駅に関東鉄道のバスが再びやってきたシーンになります。
朝の小見川駅行きは私以外で1名、夕方の平泉関下行きは私以外で2名の利用がありました。深芝・息栖地区から小見川駅への乗客がいたのに驚きました・・・。これはうまく行けそうかな・・・???


小見川駅では路線バスが使用している1番乗り場を間借りして使っています。時刻表も千葉交通と並んで掲示されていました。駅前広場は近年にリニューアルされたそうなので、路線バスが乗り入れていた時はどんな感じだったのでしょうね・・・。




次は
息栖神社~ふれあいセンター湯楽々線
です。息栖神社から息栖地区、深芝地区、鹿島セントラルホテル、知手地区を経由してふれあいセンター湯楽々に至る路線で、神栖市で比較的乗客の多い区間を徹底的にカバーしているような感じでした。単独区間は両端区間のほんの一部だけで、大半は海岸線と並行しています。運行はデータイムのみの3往復です。


息栖神社
です。バス停自体は息栖神社の手前にあります。ここからバスが出ますが、ここにバスがやってくるのは初めてになるのでしょうか・・・。
ただ、訪問時は休止中でした。というのは、来たときは正月早々で、初詣に伴う混雑を避けるために1月限定で仮バス停へ移転していたのです。


こちらが仮バス停になります。神社近くの道路上に設置されていました。尚、バスは2096ITでした。朝の平泉関下→小見川駅線に入った後、息栖神社まで回送し、息栖神社→ふれあいセンター湯楽々の1本目に入る形になっているようです。
息栖神社を出た後、白十字総合病院を経て深芝地区に入ります。そこで、平泉関下を通った後、海岸線が通る国道124号線に入り、この後は海岸線と同じルートを通ります。ここから私以外に乗客がどんどん乗ってくるようになり、深芝地区~知手地区の需要の高さを思い知らされました・・・。知手入口を過ぎたら、再び単独区間に入ります。この区間、ほんの一部だけ昨年12月にあったG5068の貸切で通ってたので、これはさすがに驚きました・・・(知手入口→知手北になるかな・・・)。


そして、終点の
ふれあいセンター湯楽々
に到着しました。ふれあいセンター湯楽々は名前の通り温浴施設で、大浴場や露天風呂があり、体を癒すことが出来ます。バス停はその玄関前にあり、ここで乗降扱いを行います。バス自体は駐車場で待機するようです。とはいえ、行った時は開館前なので、何もすることもなく・・・という感じでした。

写真ではわかりにくいのですが、ここからは鹿島灘の風車群が見えます。G5068の貸切ではその風車群で撮影を行いました。
この後、折り返しに鹿島セントラルホテルまで乗車したのですが、知手北から早くも乗車があり、海岸線が通る区間を中心にどんどん乗客が乗ってきて、座席の半分ぐらいが埋まるという状況になりました。コミュニティバスながらここまで乗ってくるとは驚きでした・・・。これは海岸線の補完として使えるかもですよね・・・。
こうして、神栖市コミュニティバスに乗車したわけですが、2016年12月から1年ほど運行していた神栖市社会実験バスの時と比べると乗客が乗っていて、まぁ行けるんじゃないかな・・・という感じでした。神栖市社会実験バスの時は区間が中途半端で他の交通との結節が弱かったのですが、今回は乗客の多い区間をカバーし、かつ小見川駅や鹿島セントラルホテルを通るなど他の交通との結節を確保している事がポイントですね・・・。
以上です。