中学1年生の時の担任が、音楽の先生だった。
ブラスバンド部の顧問も務めており、ちょっと強面で、生徒から
恐れられている存在だった。
入学もまもないある日のこと、その先生にこっそり呼ばれ、こう
言われたことがある。
「ブラスバンドをやってみないか?」
「うーん、考えておきます」。
生意気にも、あいまいな返事をし、結局入部しなかった。
あの時、もし入部していれば? 今ごろになって、こう考えるこ
とがある。
ひょっとして、オーケストラの一員として、活躍していたかもし
れない。または、日本を代表するソリストとして、世界各地を駆け
巡っていた可能性もある。
あの時、どうしてもっと強く勧めてくれなかったのだろう。
若き才能の芽がふくらみ、花開くチャンスを奪われてしまったの
だ。オレの青春時代を返してくれ!
などと妄想をふくらませながら、過去を振り返ることができるの
も、あの先生のおかげである。
心より感謝申し上げたい(自慢するわけではないが、今もって演
奏できる楽器は、ただの一つもない。
冷静に考えると、あの時入部していても、きっと落ちこぼれてい
たことだろう)。
散歩している時に、小さな子猫がへいに駆け上ろうとしましたが、
ジャンプ力が足りずに落下。
親猫の成功例ばかり見ている目には、少なからずショックでした。
でも、ああやって地道に努力を重ねて、成功するようになるのだ
なと、謙虚な気持ちにさせられました。
ブラスバンド部の顧問も務めており、ちょっと強面で、生徒から
恐れられている存在だった。
入学もまもないある日のこと、その先生にこっそり呼ばれ、こう
言われたことがある。
「ブラスバンドをやってみないか?」
「うーん、考えておきます」。
生意気にも、あいまいな返事をし、結局入部しなかった。
あの時、もし入部していれば? 今ごろになって、こう考えるこ
とがある。
ひょっとして、オーケストラの一員として、活躍していたかもし
れない。または、日本を代表するソリストとして、世界各地を駆け
巡っていた可能性もある。
あの時、どうしてもっと強く勧めてくれなかったのだろう。
若き才能の芽がふくらみ、花開くチャンスを奪われてしまったの
だ。オレの青春時代を返してくれ!
などと妄想をふくらませながら、過去を振り返ることができるの
も、あの先生のおかげである。
心より感謝申し上げたい(自慢するわけではないが、今もって演
奏できる楽器は、ただの一つもない。
冷静に考えると、あの時入部していても、きっと落ちこぼれてい
たことだろう)。
散歩している時に、小さな子猫がへいに駆け上ろうとしましたが、
ジャンプ力が足りずに落下。
親猫の成功例ばかり見ている目には、少なからずショックでした。
でも、ああやって地道に努力を重ねて、成功するようになるのだ
なと、謙虚な気持ちにさせられました。
